20161011 大学院入試説明会

本学で働くようになってから、2回目の「上越教育大学大学院入試説明会」の担当で東京に行ってきた。

第1回目は、春先。右も左も分からない状態だったので、桐生徹先生と一緒に担当した。

今回は2回目。独り立ちということではないだろうが、教職大学院に関して説明するのはわたしだけということで、いろいろとお話ししてきた。

これ、授業にも何にでも言えることだが、「説明できる」ということは、それだけ「知っている」ことにつながるので、「説明すること」で自分なりにいろいろと知ることが多い。

一方的にお話しすることではなく、相手がいて、コミュニケーションの中での「説明」なので、何を知りたがっているのかということがわかる。
まぁ、当たり前だけど、十人十色。「教職大学院に興味ある」ということは共通していても、「興味」の強弱は様々。そして、「興味」の方向性も様々だ。

そして、今回、改めてわかったのは、「修士課程での大学院」と「教職大学院」の違いがあまりわかっていないということである。

例えば、教育実習に行き、そこで、授業の方法やら子どもたちとの接し方、学級の運営などをどのようにしてよいか戸惑った。もう少し、学んでから現場に立ちたいと思った。

こういう方は、ぜひに教職大学院の門をくぐるべきだろう。

一方、ちゃんと学生時代にもっと教科教育や学校独自の内容に専門的な知識を得てから現場に行くべきだ(来てほしい)。子どもへの対応?どんな風にして教えるか?そんなこと、現場に行ってからでよい。
という考え方がある。これ、正しい考えなのかどうか、わたしにはどうにもいえない。
もともと、感覚が鋭い方は、そういう「学習方法」やら「授業づくり、学級づくり」「学校独自のコミュニケーション」などについて特に学ばなくても現場に立ってすぐにつかめる人もいるのかもしれない。
ただ、こういうことをあまり学ばずに教壇に立つと、なかなか大変なのは確かだと思う。わたしが教壇に立った頃と違って、現場が時間をかけて若い教員を育てていくという風土が現場にはなくなっている。
そういう意味での即戦力が教職大学院に求められている。

現職は、そういう意味でも、修士課程よりも教職大学院だろう。わたしが修士課程で学んでいるとき、現場とのギャップに大いに戸惑った。

そのあたりは、次号の「授業づくりネットワーク」が「教職大学院」で特集を組む。巻頭対談は、西川先生と池田康子さんである。
わたしも、1本原稿を書く。そのあたりで詳しく述べてみたい。

© Takayuki Abe 2016