20161027 学部4年生指導案作成&模擬授業

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学部4年生の授業。4時間かけた最終日。
任意の学年、単元を選び、算数の指導案を作成し、その中で10分だけ切り出して模擬授業を行うことでした。

前期に、ストレートマスターの方々の、「社会科の指導案づくり&模擬授業」を行っていますが、それに似た感じではありますが、学部4年生で、かつ、算数です。
これはこれで、とっても興味深かったです。

学生さん達は、わたしが学生の頃に比べて模擬授業慣れしています。もう、模擬授業するのが当たり前の感覚です。
わたしが学部生の頃、正直言って模擬授業をした記憶がありません。学部3年に教材開発をする授業がありまして、グループを組んで数時間に教材開発を行い、グループ代表者が全員の前で授業をするということが1度だけありました。グループ代表だけの授業なので、ほとんどの学生は教育実習以外に自分が授業者となる体験はしていないことでしょう。

わたしが担当する学部は「教職デザインコース」といいます。どちらかというと教職大学院にカラーが似ていまして、より現場寄りの学びを積み重ねていきます。だからこそ、模擬授業体験も数多くしていくのですね。

さて、算数には5人の方がいらしたのですが、それぞれに一生懸命考えてきていて、

  • 黒板への提示資料を作成してくる
  • 協同学習を取り入れる(4人で話し合うが、その後、誰が発表者になってもいいように、くじで発表者を決める)
  • ミニホワイトボードを使う。
  • 倍数を体験的な活動で学ぶ
  • 体験を取り入れるとき、教室前面に来てもらい、具体的な例示を示しイメージしてもらう
  • 意図的な脱線をする
  • 計算をして正しい答えを出してもらうのではなく、計算をして出した答えをいくつかパターンとして見せて、その中で正しいのはどれか、なぜそれが正しいと言えるのかを問う

等々、へえっ、やるなぁ〜というところがありました。

多くの学生が共通として、ちょっと意識が希薄だったのは「目標」の確認です。もうすこし、強調すれば、ゴールへの意識付けです。授業の開始前と後で「何を獲得」できるのかということの説明ですね。

野口芳宏先生的に言えば、「向上的変容」でしょうか。それがあってこその授業と考えると、今の授業で言えば、それを意識させることが大切かと思います。

学生はがんばっていたので、考えるべきは、わたしの授業構成ですね。90分という授業をどのように構成するかを考えなくちゃいけません。授業後に、学生さん達がふり返ることができるじかんをしっかりと確保したかったですし、ふり返るとしてそのふり返り方も考えてみたいですね。

学生さんを通して、学び続けます。


© Takayuki Abe 2016