20161106 日本社会科教育学会2日目(最終日)

学会、終わりました。
初めてだからかもしれませんが、とても刺激的でした。

今日は昨日と違いほとんど一人だけで過ごし、だれとも会話せずに1日が終わった感じです。
まぁ、これが普通の自分だから別にいいです。

ただ、頭の中でリフレクションをするわけですが、一緒にリフレクションしあえる友がいたらよりよいだろうなぁとも思いました。

来年、もし参加するとして一緒に参加してくれる人いるかなぁ。もちろん、リフレクションできる心通った友でないとなぁと思うわけですけど。

参加するとしたら次は発表をなくちゃいけないな。

発表できるものがないときは参加しない。できたら発表するということでいきましょう。

「学会」がおもしろいなぁと思ったのは、学校や教育委員会が主催する研究会ではないので、文科省や学習指導要領を批判的に見ながら話ができることです。

だいたい学校内の研修だといかに学習指導要領に書いてあることを実現させるかという視点で話が進みます。そうじゃないのが、心地よいです。学習指導要領を相対化できます。

ある意味、民間教育系の研修会も学習指導要領を相対化し、批判的に語ることも可能ですが、話の内容が変わりますよね。

民間教育系は、子供の現状やサブカルチャー、最近の流行とうから授業を作っていくところがあります。

学会の発表は、歴史的な資料をもとに授業づくりをしていく傾向が強く、へえっと思うこと多々ありました(まぁ、当たり前か)。

考えちゃうなぁ。

わたしはあえて、いつでもどこでもできる授業を目指している分、教材開発、研究を軽く見る流れを重視してきた経緯があります。社会科が苦手な先生、好きでも教材開発に時間をかけることができない先生にとってその提案はとても大切なことだと思うのです。

しかし、(もしじっくり時間があれば)、あまり人目につかない資料を探し出してきて授業に乗せていくという作業はめちゃくちゃ楽しいことだろうなぁと学会のいくつかの発表を聞いていて思いました。

話は変わりますが、今日の発表では社会科教育実践を知る人にとってはものすごい有名人の発表を聞くことができました。

お一人は、加藤公明先生。

社会科教育で実践者研究をすると必ずといっていいほど名前が出てくる方です。わたしが社会科教育修士であったころ(16年前)でさえ、そういう方でしたから今や生きる伝説的な方ですが、その方の発表を初めて聞きました。もちろんご本人を目にするのも初めて。「颯爽」という言葉がぴったりですね。加藤先生の発表が始まるときに続々と人が教室に入ってきてほぼ満員になり、終わると皆さん出ていく姿は現金だなぁと思いつつ、はっきりしていて面白かったです。

内容もすごくて、なるほどなぁと思いました。

おもしろいです。歴史の授業。高校生だからこそ、話し合えるような魅力的な課題でした。

もう一人は小幡肇先生。

奈良女子大学附属小学校で長年勤められた方です。今、大学に移られたようです。

大学院から現場に戻った数年間、この小幡先生の「おたずね」の授業を追いかけた時があります。ビデオを見て、本を読んでいろいろと自分の中でアイデアを膨らませました。なかなかうまく進められず、子どもたちを苦しめた時があったかなぁ。

いろいろとその時の自分を思い出します。

その小幡先生のお話を直接お伺いできるのも感慨深いところがありました。

自分の居場所がありそうかどうか?

正直いって、コンテンツベースで授業づくりをしてこなかったわたしにとってなかなか辛いところがあります。だって、どの教科でも使える技術、当てはめられる考え方ではこの学会には必要ない話ですからね。

わたし自身、社会科教育専攻の教員でもないので社会科教育にしがみつく必要はないわけですし。

自分の活動範囲の中に社会科を起き続けたいのは事実ですけど。

どうするか考えます。

今回は、なんだか「学びのディズニーランド」に出かけてきたような気分で、アウトプットとしては何もしていないのですがインプットとしては刺激大き旅でした。

追伸

単なる偶然で今回は2日間とも弘前のスーパーホテルに泊まりました。ここの居心地がとてよかったです。システムや料金が良心的というのあります、最大は人です。ホテルマンの方々が皆、いい感じの人ばかりでした。やはり、「人」が最大の環境ですよね。

そしてこのホテルのすぐ裏の地酒と焼き鳥のお店に2日連続して顔を出したのですが、こことっても美味しく、静かでいいところでした。

満足満足!

© Takayuki Abe 2016