20161107 想像通りのいい授業だったなぁ……

今日は、福島県郡山市の中学校の校内授業研究に招かれました

本日の授業者、酒井浩一郎先生にはめちゃくちゃ思い出があります。わたしは10年くらい前から本格的に『学び合い』授業を始めるのですが、頭の中ではこんな感じかなぁと思いつつも、どうも自分の中で具体的なイメージができなかったわけです。

そこで、西川先生に仲介してもらい、当時、福島県内で先端の『学び合い』授業をされていた坂内智之先生と酒井浩一郎先生の授業を見せていただきに行ったのでした。

その時の授業にガツン!
なるほど、そうかぁ、こんな感じね。
すっごく感謝しております。

で、小学校から中学校に移った酒井先生。
久しぶりの授業参観で、どんな感じなのかなぁと思って楽しみに行きました。

いやぁ、さすがでした。
「文字通り」全員が授業に参加しています。
この参加というのは、全員が真剣に考え、話し、聞き、……ということをしていました。
なぜ、「全員が参加していると分かるのか?」と聞かれるかもしれませんが、教室にいるとわかるんです。本当に。別にわたしが特殊の能力があるわけじゃないですね。本当に、誰でも一見すれば分かると思います。

しかも、穏やかに学んでいるんだなぁ。
この穏やかさって、なんなんだろう。
『学び合い』の初期とか、勘違いしている方とか、(若干)競争主義的な人とかなのかもしれないけれど、一生懸命『学び合い』をしているのはわかるんだけど、声がキンキンしてるんですよね。
でも、酒井先生の教室は、以前も、そして今日も、穏やかでした。すっごく子どもたちの関係がいい関係だと言うことが初めて訪れた私でもわかります。

毎日、毎時間、『学び合い』を続けること。
そこから、こういう姿になっていくんだろうなって思いました。
決して特別じゃないんです。
これが、日常なんです。
だから、誰が教室に入っていこうと、ふつうに学んでいるんです。

そして、その後に学習内容がどうだったか、目標が適切だったか、問いの内容はどうだったか……がくるような感じがしますね。
共に学ぶこと(が当たり前の中)で、前に進むことが、当たり前になるってものすごいことを思いました。

同時に、職場の人間関係もいい感じで、みんなで新しい考え方を取り入れて前に進もうと思っている姿は、素敵だなぁと思いました。
わたし自身、幸せな1日でした。

ぜひ、わたしが訪れたことが、前に進むことのなんらかのきっかけになりますように。

© Takayuki Abe 2016