20161113 協同学習法ワークショップ[ADVANCE]第2日目

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昨日と同様なことを書いてしまいますが、ここ数年味わったことのない心地よいワークショップでした。

協同教育学会がしっかりとテキスト、進め方を考えていることと、講師が関田一彦先生だったからでしょう。とにかく、その場の空間の空気感や温度が絶品でした。

わたしが「協同学習」を真剣に学び始める経緯は、前授業づくりネットワーク代表の上條晴夫先生(東北福祉大学)がきっかけです。もともと、ワークショップ型授業など活動中心の授業について追求、展開していた「授業づくりネットワーク」はもう少し誰でもが高度なテクニックを要せずとも活動的な授業を展開できる考え方や技術を模索します。その時に上條晴夫先生が見つけてきて、これを少しの間、会をあげて徹底的に学ぼうということになります。

2011年の2月(思えば、東日本大震災がおこる1ヶ月ほど前)、創価大学へ出かけていって「協同学習法ワークショップBASIC」を受けます。

その後、本格的に「ケーガン」を中心とした協同学習についての勉強会を開催し、2012年の3月の春集会では、成蹊大学においてスペンサー・ケーガンを招いての講座を行いました。

わたしは、自分なりの解釈で協同学習を取り入れた授業を日常的に展開していきます。実は、すぐにでも「BASIC」の次である「ADVANCE」を受講したかったのですが、毎年、なぜか、ADVANCEのあるときに自分自身の所用が入ってしまい、受けられずにいたのでした。それで、やっと今年受けることができました。木金と福島県石川町にいて、土日は名古屋。少し無理がある日程でしたが、参加して本当によかったです。今後の自分に間違いなく役立ちます。

印象に残っていることをいくつか。

その1
関田一彦先生の協同学習を研究するようになったライフヒストリーを少しお伺いすることができました。なるほどです。

その2
懐かしいことに、この2日間のワークショップでは関田先生は、OHPを用いて講座を進めました。アナログと言えば、アナログですが、使い方が理にかなっていてとっても心地よく進めることができました。説明を聞くとナルホド納得です。

その3
今まで知らなかった「協同学習」の技法をいくつか入手できました。これも、今後自分の授業や講座にうまく使っていけると思いました。

その4
今までのわたしは、「協同学習の技法を伝える、体験する」授業や講座をすることが結局のところ多かったです。でも、実際は「協同学習の考え方や技法でその時に学んでほしい目的を達成することに使いたい」とずっと思っていました。つまり、「協同学習を教える」のももちろん、協同学習を知りたい方には使っていきたいですし、体感してほしいと思っていますが、「協同学習で教える」ということもしたいわけです。自分の中でうまく処理できなくて、応用できない(というか、実際はこちらが本道だと思うのですがね)でいたのですが、今回の学びでなんとかできそうな感覚をつかみました。

その5
協同学習での「評価」に関して、あいまいでいました。というか、わたしの性格上、「評価」をあえて無視してきたことがあります。でも、そろそろそのあたりもちゃんとしなくちゃいけないよなとは思っていました。その「評価」に関してヒントをもらえた感じでいます。

その6
自分自身がコミュニケーションとか協同的に学ぶ「姿勢」「スキル」「考え方」が若干できるようになってきた感じでいます。条件があって、その空間、または関わり合う方々が「協同的」な方であり「受容的」な方であることなのですが。上達を感じると同時に、他者貢献も少しはできたのではないかと思っています。実際はどうかわかりません。そう感じさせてくれたということに感謝です。

自立した学び手を育てるという目標の上にたつ「協同学習」。
これからも大切に、そして追求していきたい考え方です。

わたしと関わり合ってくださった皆様。ありがとうございました。


© Takayuki Abe 2016