160410 今回帰省先から持っていく本

帰省したのだから、せっかくだから必要になるかもしれない書籍を持っていこうと思って今回は段ボール5箱ほど持って行きます。といっても時間がない中、目の前にあった本をドサっと入れたので本当に必要感にかられたわけでもありません。パッと見て、学生さんに実践的なもので話をしたり紹介したりするのに便利かなぁと思う本、そして、実践と理論をつなぐ研究者として使うかもしれないなぁという本をちらっと見繕った感じです。
あとはこの職を離れる時(つまり辞める時)捨ててこようかなと思っているわけですね(^^;;。
平成元年に教員になって大学院に行く10年間の本が結果的に多くなりました。
今の時代、使えるのか?ということもないではないですが、なんだか、わたしの中ではこれらは相変わらず使えるんじゃないかという感じで選んだものです。
純粋な研究者の方には現場ばかりの本で全然研究に使えないという声がたくさん聞かれそうですが、まぁほんのちょっと前までは二流の現場教員だったので当たり前といえば当たり前(開き直り(^^;;)。ここから現場と理論をつないでいく環境を丁寧に構築していきます。

写真1つ目。
いじわるヨッちゃんで有名な漆間先生。社会科といえばもちろん有田和正先生ですが、授業づくりネットワークでは漆間先生も伝説的な実践者として外せない存在です。
教材発掘の佐久間勝彦先生。社会科の教材開発、発掘は他教科に比べて外に行く比率、他と組み合わせる比率が高くなります。素晴らしい授業を見ると教材の凄さに感激するわけですが佐久間先生はその教材を発掘する過程を示して下さっており若い時のわたしのバイブル的な本でした。
正統的周辺参加論。学習者中心に授業を考える場合、この考え方は外せません。
質的研究法。しっかり考えていきたいです。
「落ちこぼれをなくす研究会」代表、岸本裕史先生。わたしを形作っている考え方が幾つかありますが、落ち研の考え方はその一つです。質素なルールで繰り返し行い、力を高めていく考え方は日常生活を無理なくそぢて楽しく生活していくには理にかなっていると思います。
星一郎さんのアドラー心理学の一連の本。嫌われる勇気でブレイクする前、10数年前の頃、読みやすいアドラー本といえば星先生でした。


写真2つ目
授業の腕をあげる法則、教育技術の法則化シリーズ、わたしが先生になった頃は法則化全盛期。それが良かったかどうかはわかりません。しかし、これらの本や考え方があったからこそ初任者のわたしでも3年生40人の子どもたちとなんとか楽しい授業を進めることができました。
わたしの中で大西忠治先生は大きな存在。この発問上達法は名著です。科学的な読みを深める研究会、通称、読み研にのめり込んだ時期があります。
分析批評の浜上薫先生からも大きな刺激を受けました。
社会科の理論という意味で外せないのは岩田一彦先生。自分とは少し異なった考えにあります。もちろん、岩田先生の考え方が本道。だからわたしはいつまでたっても社会科教育の世界では外れ者です。
社会科実践の中でわたしの中でもう一つ大きな存在は谷川彰英さん。生活科も含めてたくさんの刺激を受けました。
佐伯胖、中西新太郎、若狭蔵之助さんの学びの共同体

写真3つ目
ノート指導の佐藤正寿さん
学びのファンタジア、臨床的教師研修。
そしてわたしの若かりし頃の研究者として絶対に外せないのが佐藤学さん。この頃大学院に学びに行けば、誰でも佐藤学さんの本を読むようにと指示していたのではないかと予想します。今読んでも(わたしの力不足で隅々までは理解できない部分がありますが)全然古びていないというかそのまま使えます。というか使うだろうなぁこれ。
知的複眼思考方法の刈谷剛彦さん
諏訪哲二さんをはじめとするプロ教師の会の著書。

写真4つ目
説明的文章の読解、表現といえば市毛勝雄さん。
そして市毛さんの指導のもと修士論文をそのまま市販本にしてしまったと当時、授業づくりネットワークの春集会(埼玉大学)でご本人の講座を伺いびっくらこいてしまった桜沢修司さんの本。
そしてわたしを形成している大きな芯である板倉聖宣さんをはじめとする仮説実験授業関連の本。

写真5つ目
ここで外せないのは家本芳郎さんの本。授業以外の学校の日常を切り取って書籍にしていました。そうじとか雑談とかおしゃべりとか宿題とか。視点が今でも鋭いですね。この家本さんの仕事を引き受けて発展させていく方はいらっしゃらないのでしょうか。
もう一つはワークショップ関連の本。
そして忍者体育の本。

写真6つ目と7つ目
初任者から3年目までの間にまとめて買った国語と社会科関係の本。これ、授業の考え方として今でも使えそう。

まだまだ有田和正先生の本とか授業づくりネットワーク関連の本などがあるけど……次の帰省時までのお楽しみとしてとっておきます。

© Takayuki Abe 2016