160429 父母が上越にやってきた

息子のわたしの「今」を見たくて、わざわざ父母が福島から2人だけでやってきた。年老いた二人。

50にして初めて一人暮らしをする息子。たぶん、昨年の今頃は、
「死ぬまでずっとこいつは家にいるに違いない}
と思っていただろう。

ところがところが、なぜか、この歳にして一人暮らし。
わたし的には、一人暮らしを思いっきり満喫しているのだが、たぶん、なんだかんだいって息子の今を、いまだに、子どもの頃の自分を重ねながら、大丈夫なのかと思い、来てくれたのだろう。

なんだか、それを思うだけで、胸が一杯だ。
こちらは、年老いた父母をあらゆる振る舞いの中、見えてしまうから。
そして、同時に、それを鏡として、自分が老いていることもわかる。

特に父。

男息子は一般的にそうなのかどうかわからないが、反面教師、反面人生として見てきた。こんな大人になりたくない、こんな父親になりたくない……と。それは、今でも同じだが、あまりにも年老いすぎて、かわいそうな感覚で見てしまう。

自分の人生をどのように見つめているのだろう。
切ないなぁ。
父の人生。
私の人生。
息子の人生。

明日。3人で妙高を周遊する。
どんな思いがわき起こるのだろう。


© Takayuki Abe 2016