2016年6月

160630 論文頭にイマイチなれず……

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今日は、久しぶりに1日研究室にじっとこもることができる日ということで、たまにはしっかり「論文頭」になろうとねじりはちまきを巻きました……。

うーん、どうもなぁ……。論文という文脈では大切なのだと言うことがわかりつつも、どうしても集中して入っていけないところがあります……難しい。

この立場になると、どこに自分の軸足を置くか、いろいろと考える方がいると思うのです。好き嫌いもあれば、得意不得意もありますしね。学生への授業、個々のゼミ生への個人指導(ゼミ指導)、外部へ向けての講演・講座、研究活動、書籍への執筆活動、論文執筆、学内活動……。

わたしは、昔からそうなのですけど、力が無いくせに、どれも一生懸命やりたい!!という気持ち(だけ)を持っています。

だから、小学校の先生になったとき、国語の研究会に出かければ、算数の研究会に出かけて、理科の研究会にも出かけて、もちろん、社会科の研究会にも行く……みたいなことをしていました。だって、全ての専門家になりたかったから。まぁ、結果は、どれも中途半端でしたけど。

それに、こりない自分がいるんですね。

興味関心だけは、人一倍あるので、無理かもしれないと思いつつも、あれもこれも、せっかく「やれる」環境にあるのであれば、やってみたいと思うわけです。

まぁ、つぶれたらつぶれたで、それでいいでしょう。
今、いろんなことに挑戦できるという環境がとっても幸せなわけですから。

ただね……、最初は食いつくんだけど、途中であきちゃう、というか、しっかり締めるということをしないんですよね。今、書いている論文もそう。もう、なんだか、どうでもいいやの気持ちになってきています……。うーん、ほんと、もういいや(^_^;)。

次です。次。



160629 事務仕事で終える1日

水曜日は、必ず1つの会議があります。あとは日によって、そこにいくつか会議が重なるときがあるわけです。

その会議の前後をどのように過ごすかと言うことが、水曜日を上手に過ごすコツなんですけどね。

うーん、今日は、結局ほぼ事務仕事で1日を終えてしまいました。うーん、(仕事的には)不満足。

明日は、1日、自分の仕事に集中することにします。ここでしっかり進めておかないとその後もうまくまわらないかな。

よし、がんばる。
早めに寝よう……。
(といいながら、NHKオンデマンドを1本見ちゃうかも)

160628 求められるうちが華……

4月当初喜んで使っていた、デュアルディスプレイ(2つの画面でPCを操作できる)の1つ(自宅から運んできたディスプレイ)が不調で、接続しても数回に1度しか反応してくれなくなっている。うーん、仕事がはかどらない……(というか、このせいじゃないけどね)

論文中心に研究を進めようという自分の理想ばっかりの夢があるわけですが、ありがたいことに、大学外から、わたしなんかにもいろいろと「来てください」という要請が入ります。もちろん、大学の仕事、自分の都合に大丈夫な場合、積極的に出て行くようにしています。

現場でちょこちょことやってきたわたしとしては、現場から離れてどんどん現場感覚が失われていくわけですから、その間に自分の力を蓄えていかなければならないわけです。だから、来てくださいと言われている「今」がわたしの「旬」なんですよね。だって、わたしの実践してきたことはどんどん古くなっていくわけですから。

ここからは、今までとは異なるわたしの生き方をしていかなくてはなりません。過去を使いながらも、未来を切り拓いていく。まさしく、理論と実践の往還です。ここがわたしの生きる道。ズドーンとここの本道を駆け抜けていきたいと思っています。

大失敗、大失態、恥ずかしいこといっぱいやっていきますよ。
どうせ、自分には力が無いことは知っています。だから、提案性、そして大学という背景を使って客観的なデータを収集した説得性を使っていきたいです。


160627 今日の複式学級の『学び合い』授業、マジしびれました!

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本当に、毎日毎日、刺激的な新しい経験をさせてもらっています。幸せだなぁ。これをちゃんと、次に、他に伝えなくちゃ。

今日は、上越市内の小学校に授業見学&講話に行きました。

授業は、複式学級での『学び合い』授業です。まぁ、異学年の『学び合い』授業ですよね。これが、ホントにホントに、メッチャよかった。すごかった。

5,6年の国語(どちらも該当学年の物語教材の読解)だったのですが、とにかく担任の先生の感覚(センス)が抜群です。ここは、西川研究室の支援が昨年から入っているからでしょうか。

担任の先生の、最初の語りが素晴らしかったです。先週の自然の家に行ってきた活動を想起するようにし、あの体験活動はまさに『学び合い』だったのだということを伝え、子どもたちに経験を学びと結びつけるように話していました。

授業の最初に、『学び合い』の意味や、授業の目的をその都度話していくことで、子どもたち集団は「一人も見捨てない」「みんなで前に進む」「全員が目的を達成しようとする」集団として育っていきます。その感覚をこの担任の先生は、しっかりと身に付けて、言葉で、姿勢で、子どもたちに語っていました。

もうこれだけで、『学び合い』授業は成功まちがい無しです。

基本、小集団(グループ)を子どもたちは形成しているのですが、時間が過ぎる中で、自由に動き、5年生から6年生へ、6年生から5年生へ働きかけて学びを深めていきました。

また、この担任の先生は、子どもたちが学んでいる途中での励まし(勇気づけの言葉)もすばらしかった。子どもたちは学習がしたくてしたくてしかたなくなりますね。

最後に、『学び合い』についてのふり返りもしっかり入れて、このふり返りが次につながると思うよというところまで、されているのに感激しました。体験的な学習活動は、しっかりとふり返りをすることが次につながります。そういうこともバッチリでした。……。すごすぎ!!

この授業、そして、複式学級で『学び合い』を進めていく上での課題は「課題」だということで、共通理解が得られたように思います。
でもね、本当に(くどいけど)いやはや、すごすぎました。

異学年『学び合い』(複式も含む)の可能性を間近で見ました。
少子化を考えると、各地で「複式」というのが見られるようになっていくかもしれません。そこで、ここでも『学び合い』が生きてきます。

もしかしたら、ここが最先端になっていくかもしれません。
この先生の個人的な力量を、学校内に広げ、職員内で学んでいけば、きっとものすごい学びの姿が見られることでしょう。

全国各地、すごい人がいます。
つくづく、わたしってちっぽけだなぁと実感しました。
本日はありがとうございました。


160626 今回は低学年の本が多いかなぁ……

 さて、上越に帰るか……と思ったとき、

「ね?今回は本は持っていかないの……???」

うーん、ちょっとね、もう持っていくのが面倒になってきているんだけど……。

「あのさぁ、あなたが上越に行ったら、本棚がきれいになるって言っていたじゃないのぉ。ちっともきれいになっていないんだけど……」

まぁ、……確かに……。
今まで持ってきた本は、本棚にあった本というよりは、押し入れにあった本を持ってきていたからね……。
しぶしぶ、3箱だけ持ってきた。
ざっと見ると、低学年、総合的学習の時間に関する本、読み研の本、社会科の本、有田和正先生の本、あたりが多いかな?

これらの本、こっちに持ってきて果たして役立つのだろうか……(^0^;)。


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160625 『学び合い』福島の会!大盛況!

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昨日のホームページ更新、こんな時間になってしまいました(^0^;)。
とにかく、楽しくて楽しくて、それに伴ってお酒を飲み過ぎてしまい、今日はずっと二日酔いで、起きてからもずっとベッドでゴロゴロとしていました。こんなに、お酒を浴びるように飲んだのは久しぶりです。それだけ、本当に楽しい時間でした。

『学び合い』福島の会は、わたしが小学校現場にいるとき、(全国の『学び合い』の会が広まることに呼応する形で)数人の方に声をかけて、始めたものです。
その発展上にあるわけですが、今回、ふたを開けてビックリ。
誰か、超有名なゲストや講師をお招きしているわけでもないのに、25名を越えるであろう参加者数。しかも、自己紹介をしているときに分かったのですが、「今朝、知って行くことを決めた」「里帰りしているときにこのイベントがあることを知って来てみた」「(県外にお住まいの方が)午前中勤務した後、駆けつけた」というような自己紹介がたくさん(^_^)。うれしいですねぇ。その方にとって、この会に来る価値があると思ったわけです。


『学び合い』が次のステージ(段階)に入っていることを確実に実感しました。

  • 校種が様々。(小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、大学、大学生とたくさん)
  • 年齢層が様々。(学生から、初任に近い方、中堅、ベテランと混ざっている)
  • 生活圏が様々。(地元福島はもとより、他県からの参加も多数あった)
  • 動機が様々。(ここがポイントだと思いますが、知りたい、やってみたいが……、ちょっと困っている、『学び合い』をやりたくてもやれる環境にない、自分の『学び合い』実践を紹介したい、自分の『学び合い』実践を評価してもらいたい、校内に『学び合い』(またはアクティブ・ラーニング)が広まる土台がないからどうしよう、校内の仲間と一緒に『学び合い』の理解を深めにきた、愚痴を話しに来た……等々、本当に様々でした)

個人的には、この立場になってから、初めての地元(福島や東北)での民間イベントで、感慨深いものがありました。懐かしい面々、初めてお目にかかる面々、新潟(や上越)で知った面々がこちらに来ている……とか。もう、本当に「点」が様々に絡み合って「面」や「立体」になってきている感じがします。

この流れ、うまく福島県で広げていきたいです。
『学び合い』を思いきり楽しく話しまくれること、幸せに思いました。

この新しい『学び合い』福島の会のムーブメントに加わってくださった皆様に感謝すると共に、今後、『学び合い』福島の会の核になっていくであろう湯田さんに感謝したいし、応援したいし、自分もいつでも駆けつける用意をしておきたいと思います。
ありがとうございました。

160624 福島県玉川村と石川町

わたしが、この立場で『学び合い』を続けていく中で、今の基盤となるところが福島県石川町です。

2005年にわたしは『学び合い』と出会い、その後、一人でちょぼちょぼと実践してきました。もちろん、その中で同僚が興味を示し、また、理解を得て、共に『学び合い』を行う展開になったときがあります。
が、それはそれで、友人と共にちまちまと『学び合い』をしてきたに過ぎません。

昨年、もともと福島県石川町と関わりが深かった(今や同僚である)上越教育大学教職大学院の水落芳明教授が石川町とわたしをつないでくださいました。それが、昨年の8月。ちょうど、上の画像に今年のちらしを載せていますが「石川町教育ゼミナール」がきっかけでした。

昨年の今頃は、単なる一教諭ですから、ドキドキして訪れたのですが、初めてお目にかかったにもかかわらず、最初から、昔からの仲間であったかのように笑顔で迎え入れ、話しかけてくださる石川町の方々にすっかり魅入られてしまいました。

一人で『学び合い』を進めるのではなく、学校全体、そしてそれを越えて町全体で取り組もうとしているのです。

以後、そんなにたくさん訪れているわけではないのですが、すっかり、わたしのホーム(安心する居場所)となっています。

今日は、午前中、昨日お世話になった玉川村の中学校を訪れ、昨日の授業者、その学校の研修主任、そして、校長先生とじっくりお話ししました。共に熱心でそして、魅力的でエネルギッシュな方ばかりなので、お話ししていると時間が早く過ぎていきます。どんどん、好転していくなと感じました。

午後は、石川町での授業研究会へ参加。町全体で『学び合い』を研修しています。圧倒でした。もちろん、たくさんの方々が『学び合い』を進めるという過程で、戸惑いや、質の高まり、そして、共通理解という点で課題があるでしょう。
ただし、はっきりと言えるのは、今までの『学び合い』の未知の領域に踏み込みつつあるということです。すごいことです。そんなすごいところに少しでも関われること、幸せに思います。

一歩一歩。着実に!!


160623 福島県玉川村教育研究会

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福島県の玉川村の教育研究会の講演会に講師として招かれ、「『学び合い』と学力・生活力」についてお話ししてきました。

自分の地元に招かれ、こうして話をすること、気が引き締まります。少しでも地元に還元できたらこれほどうれしいことはありません。

与えられた、80分。
参加された方にとって満足いく時間であったかどうか、考えていきます。

当日、教育長もその場におられ、わたしが用意した2つのアクティブ・ラーニングを体験するアクティビティに夢中になって参加していただけました。うれしいです。こうした、その場での立場的にトップに位置する方が、進んで動いていただけると、その場が一気に温められ、みなさんもより活発に動き出します。
みなさんが、活動しているときの表情、そして、気づき、見ていてうれしく思いました。

と、同時に、自分の語りはなんて駄目なんだろうと、(いつもの)気づきを得ました。どうにか、修行せねばなりません。


160622 「こだわり」

学生さんから、メールがありました。
「先日の社会科の模擬授業でご指導いただきたい」
と。

すごいな。
自分にこだわりを持つのはすごいな。

どう話そうかなと、考え込みます。
「体験」を重視する側からすると、自分で実感できないことについて話したってしかたないじゃないですか。わかりっこありませんよね(これ、上から目線のように見えるかもしれませんが、決してそういう書き方をしているわけじゃありません)。
その時その人の、感じ方、考え方があると思うのです。
そこには、わたしの「強い指導」はいりません。入る余地ありません。

つまりは、
「(現時点での)答えは、自分の中にある」
んです。たぶん。
だから、わたしは「質問」によって、学生さんの「自分の中にある」答えを探すことを手伝います。あとは、共感です。

ちょっとでも、わたしが役立てばいいけれど……どうかなぁ……。


160621 人生浮き沈み

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昨日、ブログを更新するのを忘れていました。
まぁ、それだけ疲れてたんです……(^0^;)。
わかる人にはわかる、この言葉。

毎日、人生面白すぎます。
面白くてもつまらなくても、エネルギーは使うんですよね。
プラスエネルギーとマイナスエネルギーはもちろん、心に響く度合いが違うでしょうから、同じエネルギー量でもダメージは異なるでしょうけど。

ということで、あまり書くことがないので、ちょっと前にキャンピングカーに取り付けたスマホホルダーを披露。

わたしのキャンピングカー(Compass DOLQ)は、息子が小学校1年生になるときに「中学生になると一緒に遊びに行けなくなるから、無理してでも買っておこう」と妻と相談して買ったものです。

いろいろと楽しませてもらいながら、今、7年目、いろいろと不具合が出つつあるときなのですが、その一つ、カーナビ。壊れているわけではないのですが、データが古い。でも、ソフトをバージョンアップさせると高い。

「別に、iPhone使えばいいじゃん」

の妻の一言で、iPhoneをすぐに立てかけられるものをということで、この「Spigen」の車載ホルダーを買いました。すぐに立てかけられるので便利。そして、カーナビにGoogleMapを使っているのですが、これも便利。いつも最新の地図を表示してくれるので安心です。

いい世の中になりました。

【参考】


160620 学生さん達頑張っていると思う

寝ようかなぁと思ったら、今日のHPを更新していないことに今更気付いた。危ない危ない……(^0^;)。

ということで何を書こう。

そうそう。「成功する『学び合い』シリーズの第3弾」!一応、今日がみんなの締め切り日だったのですよ。全員脱稿しました\(^o^)/。
あとは、編集部から大幅なだめ出しがない限りは、8月、石巻で開催する『学び合い』フォーラムに間に合うと思います。
今回は、「We!」どちらかというと、『学び合い』に対する「勇気づけ」の本になっていると思います。
この本を読んで、みなさんが元気になれば、よしやろう!という気持ちになってくれたらうれしいです。

さて、今日から、教職大学院では、大学院1年の皆様のワークグループの発表が始まりました。これって、学生さんにとってはとても大変なことなのだろうと思います。

学生さんなりに、到達のブレはあるものの、それなりに一生懸命、真剣に取り組んだことが分かります。
だから、「君たちはなってない。どうしようもない発表だな」も「がんばったね、素晴らしい発表だったよ」も教員という立場からどっちのコメントも言えるわけです。どっちもありだし、どっちが正しいかと言うことはわかりません。

でも、わたしとしては、どんな発表でも「がんばりましたね。お疲れさま」です。甘い!厳しくしなくちゃ、前に進まない!そういう声もあるでしょう。
でもですね、どっちにしろ、現場に行かなくちゃわからないわけですから。
この教職大学院というバーチャルな世界で、厳しいも、甘いもないじゃないですか。

自分たちなりに取り組んだという事実が大切なんだと思います。あとは、現場に出て、あの時思ったこと、考えたことと全然違う!でもいいですし、あの時いろいろと思ったけど、楽勝じゃん!でもいいです。「あの時」〈別に言えば、「いまここ」)が何らかの役に立てばいいかなと思います。
だからこそ、そこで文句言ったって始まらない。
もし、文句を言うのであれば、発表前の準備段階で言わなくちゃね。

今日、わたしが担当した班は、めっちゃ「笑い」を入れてきました。よかったなぁ……。

この班の初日、呼ばれて、最初に話だけしました。
『笑いとか大いにとっていいんですよ。』
「(阿部)先生、笑いはとらなくちゃいけないんですか」
皆さん、暗い表情でいました。
あっ、この人達にはいらぬ負担をかけちゃったかなと思った私は
『いえ。笑いはオプションだからね。あたりまえだけど、与えられた課題をクリアすることが一番大切なことだから……』
そう言って、帰ってきました。

ところがところが、家本芳郎さん、大西忠治さん、向山洋一さんを登場させ、笑わせる笑わせる……。
これでいいです。もちろん、先人の実績を尊重し、けなすことは人として道にはずれると思います。でも、それを踏まえて、愛着を持ってその人達を笑いにすると言うことは大いにありだと思います。

いかなる有名で著名な教育実践家でもどんどん名前を忘れ去られていきます。こうして、ユーモアを持って教育を語る場に名前を登場させてもらうのはすごく素敵なことだと思うのです。

もちろん、わたしが正しいとは言えません。
自分で言うのも、なんですが、わたしはめっちゃ甘い人間です。
だから、厳しいのが嫌いという人はわたしに近寄ってくるとよいでしょう。
それが、結果的に良いのか悪いのか、わかりません。その後のその人達の歩みが私自身の評価につながるのでしょうね。

さて、寝ますか。
今日も良き日でした。

160619 日本国際理解教育学会第26回研究大会(住田昌治校長先生とESDと)

時々あります。運命的な出会いって。
出会うべき時に、出会うべき方と出会うって。

もしかしたら、今日、その場面だったかも。

日本国際理解教育学会の3日目。
永田台小学校の住田昌治校長先生との出会いです。

住田先生は、こちらにいらっしゃると決まった時に、わたしへFacebookでメッセージを送ってくださいました。一度も顔を合わせたことのないわたしにわざわざメッセージを送ってくださったのです。もう、感激です。

しかし、昨夜は昨夜でわたしは席を外せない大切な用事があり(昨日のHP参照)、本日の出会いとなってしまいました。

住田校長先生の発表もとっても具体的、そして、学校全体を視野に入れた話で興味深かったのですが、午後、わたしの研究室に訪ねてくださり、3時間程度じっくりお話を伺いました。

すごいなぁ。ほんとに。

管理職はサーバントリーダシップを!
教員はファシリテーターに!!

そう、お話しされる住田校長はまさしく、ビジョンをしっかり持ち、それを語れる、それでいて、押しつけはせずに、自分の考えていることをどんどんやってみてたらいいと背中を押してくださるサーバントリーダーシップを採られています。公立学校で「やっていいのか?」という壁を崩すことができる、そして、崩した壁に橋を架けることができるそんな感じでした。

ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)の話、とてもとても面白かったです。話の中身が、わたしたちが生きていく上で至極本質的なことなので、納得できるし、その通り!と思うことばかりでした。
価値の変容、行動の変容。
これは、特定の教科や授業を指すのではなく、わたしたちの中心にポタ〜ンと滴が落ちて波紋が広がるその「それぞれ」なのだと解釈しました。だから、バックキャスティングの思考をもちつつも、フォアキャスティングの接し方も行い、「いま・ここ」なのですね。

わたし(たち)が取り組もうとしている『学び合い』も同じ方向性、路線にあります。

2015年9月第70回国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030年アジェンダ」として「持続可能な開発目標」(SDG’s)の「宣言」は「誰一人取り残さない」です。
『学び合い』が以前から語っている「一人も見捨てない」にピタリと重なるじゃないですか。

『学び合い』はその名前から、授業場面だけと思われますが、実践している人なら分かるとおりそれだけではありません。「考え方」「在り方」なので生活全般に関わってきます。

とにかく、話の端々までうんうんとうなずくことばかり。いや〜本当にお近づきになれてよかった。次は、ぜひ、アルコールと共に語り合いたいです。

繰り返します。
会うべき時に、会うべき方と会えるようになっているのですね(感激!)

よし!
今日はこのまま日帰り温泉へ直行だ〜!
温泉に浸りながらふり返るぞ〜!


160618 日本国際理解教育学会(小西正雄先生と提案する社会科)

そういえば、この立場になって初の学会への参加だ。まぁ、参加と言ってもこの学会の学会員ではないし、発表者でもなくただ参加料を支払ってその場にいるだけなので、真剣勝負の参加ではないけれど。
これから、少しずつこういう機会も増えていくのだろう。自分の中で、本気で取り組んでいく方向性と学会とうまく結びついたところが見つかるといい。

学会員ではないにも関わらず、なぜ参加したかというと……、まぁ、本学が会場であったこと、そして広く言えば「社会科」の範囲内だからね、自分の興味関心からは大きく外れていないことが挙げられるが、一番は、自分の柱の一つである「提案する社会科」「出力型授業観」をわたしに根付かさせてくださった小西正雄先生(前鳴門教育大学、現関西福祉科学大学)がいらっしゃったからが一番大きい。遠く福島に住んでいた私、ずっと鳴門で研究をされたいた小西先生。お目にかかったことがあるのは2回だけ。にもかかわらず、こちらにいらっしゃると分かった段階で、小西先生はわたしにメールを送ってくださった。

わたしとしては、緊張しまくりである。

17年前、わたしは「提案する社会科」をモチーフとした修士論文を書いた。面識はなかったのだが、せっかくだからと(読んでもらえないかもしれないが)小西先生へ送った。「単に『提案する社会科』を焼き直ししただけの論文ですが、送ります」という旨の手紙を付けた。返事は「確かに、焼き直しだけだね」だった(笑)。
研究にものすごく真摯に向き合い、学生たちに厳しい(しかし、学生達に愛されている)、そういうイメージがある。

そんな中での、1日。いやぁ、緊張し、とても楽しかった。

シンポジウム。
上越教育大学附属中学校の取り組みの中で、独自に「アビリティ」ということを掲げて、(おおざっぱに言えば)所謂、汎用的能力を育もうとしているということを話し、それが身についたかどうかの「パフォーマンステスト」として考えている一例に、(これ、これから子どもたちへテストする内容なのかもしれないので、あえて具体的に書かないが)まさしく、「提案する社会科」が20年前以上に当たり前に言っていた「課題」を出していた。

その会場にいた、小西正雄先生とわたし。
吹き出すしかなかった。

そんなこと、20年前にやってるよって(大笑)。

まぁ、もちろんそれだけでなく、それまでのカリキュラムの組み立て方等いろいろとあるから、「そんなこと!!」などと言って上から目線で語るつもりは全くないが。

とにもかくにも、あの当時の小西先生(とその周りにいらっしゃった、研究者、そして学生さん)は、ものすごく「先を走りすぎた」のだろうと思う。当時、社会科系の学会に、論文を出そうとしても、「それは、社会科(系)のものではない」とキッパリと断れたときがあったそうだから。

じゃあ、今、「提案する社会科」は今の世の中に飲み込まれてしまったかというと、そんなことはない。詳しくは書かないが、未だに、たぶん多くの方がすんなりと受け入れてもらえないであろう「考え方」「仕組み」が「提案する社会科」「出力型授業観」にはある。

はたして、それは「先見性」なのか?それとも、単なる「常識外れ」なのか?わたしは、「先見性」と見たいのだが、これからそれを探っていくこともわたしがこれから歩んでいきたい道の一つではある。

小西先生とお目にかかることで、自分の根本を見つめる時間を持てた。感謝の一言である。

160617 『学び合い』福島の会&三重県四日市講座

わたしが、近いうちに前に立つイベントの紹介です。共に、リンクをクリックしてくだされば、申し込み先(こくちーず)にジャンプします。ぜひ、どうぞ。

  1. 『学び合い』福島の会(6月25日<土>)
  2. 授業づくりネットワーク2016副理事長訪問in三重 featuring上越教育大学教職大学院サテライト講座 (7月31日<土>)

『学び合い』福島の会は、わたしの話と言うよりも、その後の、福島県内外周辺、または、福島県に所縁の深い方々が『学び合い』というキーワードを通して、集まり、情報交換し、『学び合い』のハテナを自分の問いを中心に解決したり、共有したり、新たな課題を見つけたりしていく場です。
いつも、いらっしゃっている方々はもとより、最近、『学び合い』を知ったのだけど、誰も周りに実践者がいないのでどうしようとか、『学び合い』ってこわいなぁ。本当に教室でやってみて大丈夫なのかなぁと言う方、(繰り返しますがわたしの話はもとより……(^0^;))日常的に『学び合い』を実践されている方々も、親交を深めるためにいらっしゃいますので、ぜひ、いらしてください。

三重県四日市講座は、「アクティブ・ラーニング」をキーワードに、授業づくり、学級づくりを考えてみましょうという1日です。授業づくりの中に学級づくりを仕組んでいく考え方、協同学習、学級ファシリテーションの考え方、『学び合い』と与えられた時間の中で、いろいろとご紹介し、かつ、体験していただけるようなないようにしていきます。
また、上越教育大学教職大学院の紹介する時間も設けますので、教職大学院に興味ある方もどうぞいらしてください。



160617 背伸びし続ける自分の力不足を感じる1日

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わたしは、ずっとずっと、背伸びして生きてきました(今も少し背伸びをして生きています)。

平成元年、教員なりたてのとき。
ちょうど、教育技術の法則化運動のピーク(を少し過ぎたあたりかな?)。
いつか、自分も教育書を読むだけでなく、書き手になれたらいいなそんな思いを抱きつつ過ごしてきました。

背伸びは、思っていると、なんだか実現してしまう可能性が高いらしく、教員になって10年目に教育雑誌に自分の拙文を乗せてもらうことができ、雑誌だけでなく書籍にも部分執筆のような経験ができるようになりました。

すると、身近な人が、教育集会の講師のような役をして話をしているのを見て、また、背伸びしたくなりました。自分も、そういう役割を経験してみたいな、なんてね。そんな機会もちらほら回ってくるようになりました。

でもね、背伸びとそれが適合しているのは、当然だけど異なっていて、最近は、自分の力のなさを今更ながら、わかってきています。

だから、そんなわたしでも、お招きくださる方があると、どうにかしなくちゃならんと思うのですが、どうも、わたしにはそういう病があるのかどうだか、どうも、ストレートにしか話ができません。つまり、話の仕方が全て直球なんですよね。

講演、講話、いずれも話のプロフェッショナルな方は随所に、エピソードや例え話を入れ込んできて、人を笑わせたり、感心させたりしながら、それって本題とどこがどのようにつながるんじゃい!と思わせておきながら、最後にはしっかりと話がその本題に帰ってくるというテクニックなのか、一つの生き様のか、そんな感じにさせてしまいます。もちろん、そういう方には血の滲むような練習や特訓があるのだろうと思います。もちろん、感覚的にすぐにできてしまう方もいるでしょう。

そういう、仕組みとかはこうして文章に書きながらも、わたしにはうまくできない…。とういか、できないということで免罪符をもらおうと思っているのかもしれないし、最初から努力をあきらめてしまっているところもあります。

「背伸びしたい」「あこがれ」はあるけど、それだけで、そこに向かうだけの努力をしていないわけですね。

今日も、『学び合い』のいろんなことを知りたがっていたでしょうに、わたしの力不足でどれだけのものが伝わったかわかりません。せっかく貴重な時間を頂いたのにね。

悩みます。

4月1日。
ちょうど、本学に赴任するとき、わたしの尊敬する方からメールをいただきました。

「阿部さんは、赤坂さんや池田修さんや、岩瀬さんとはまた違った感じの大学の先生になれるんじゃないかなぁ。楽しみにしています。」

これ、どんな気持ちで書いてくださったのかわからないのですが、なんだかめちゃくちゃうれしかった。とっても勇気づけられました。毎日毎日、自分の力の無さを感じるたびに、このメール文が頭の中にうかびます。

背伸びした結果、なってしまった大学の先生。
でも、そこで接する学生さんが力不足の先生と対面したのでは申し訳ないです。

わたしにやれること、わたしだからやれること、わたしだからこその表現方法。考えていきます。

理論と実践の往還を目指して!!


160616 社会科指導案づくり&模擬授業

主にストレート院生対象に、「社会科の指導案づくり」「模擬授業」の授業を数回に分けて行いました。教科の中では、やはり最も思い入れの強い社会科での「指導案づくり」「模擬授業」というのはわたし自身も楽しくできました。

学生さんも、他に力を入れなくちゃならない授業があるのに、なんだか、一生懸命考えてきた様子がわかって、いい感じでした。
何はともあれ、真面目に取り組もうという姿が素晴らしいですよね。ここだけで、二重丸です。

  • 実物資料
  • 映像資料
  • 意外な歌の見つけ出し
  • 音声資料
  • フラッシュ型教材の活用
  • 順序を問う発問
  • 『学び合い』
  • ゲストティーチャーを活用した学び
  • 自分のキャラクターを生かした授業
  • 子どもの発言に対する「対応の技術」

なかなかにみなさん素敵でした。

10分という時間限定の模擬授業となると、あたりまえですが、導入部分をやりたがります。そして、やりやすいです。だから、それでいいのですが、導入に力をメッチャ入れて、その後の展開部分がダラ〜っとしてしまうことはよくある話なので、そこを考えたいですね。
つまりは、展開とまとめにつながるため、つなぐための導入なんだと言うことです。

模擬授業です。本物の子どもたちではありません。授業者の都合の良いように、なんとなく反応してくれます。実際はそんなじゃありません。
だから、現場にいたころの私は、模擬授業というのが好きではありませんでした。でも、目の前にいる学生さんは、自分が担任する子どもたちがいないわけですから、こうした架空の状態で練習するしかないといえばないわけです。そこで、どのようにして現場に役立つものを学んでいくか。
わたしも、じっくり考えていきたいと思います。

それにしても、繰り返すけど、学生さんの本気度、よかったぁ〜。
こういう、「授業実践」に特化した(学生さんと一緒に考える)授業をたくさんやっていきたいなぁ。


160615 いざ出陣式!

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今日は、大学内で教員採用試験に向けた出陣式なるイベントがありました。

(自分が試験を受けるわけじゃないのに)わたしもちょっとドキドキしながらの参加(&応援)。その場にいる学生さんと同じ空間、空気を共有したことで、そのやる気、緊張感を少しは(たぶん、ほんのちょっぴりなんだろうなぁ)感じることができました。

応援と言うことで、大学内で組んでいるアカペラサークル(? 間違っていたらゴメンナサイ)の歌声を聴きました。
ちょっとの間、出陣式なのに、自分の大学時代に思いを馳せました。

わたしの大学時代の4年間は、演劇に入り浸った4年間でした。たぶん、ほとんどの時間は演劇のことしか考えていなかった感じです。就職は、未来はというと、たぶんどうにかなるだろうと思っていました。深く考えたことなかったんですよね。

今、50歳の私と同じ空間を共有している目の前の学生さん達は、その頃の自分と感覚というか、どういうのかなぁ……価値観?生き方?未来感?
どこがどのように違うのだろうと思って、ぼんやりとこの出陣式の空間にいました。
景気が良かった頃の日本を体験してきている人間と、体験していない人間。どちらが幸せなんだろう。
わたしは、これからの日本は……などといいながらも、どこか、心の奥底に「ものが溢れて豊かだった日本」の甘い思い出があるので、今だになんだかんだいって、大量消費生活を過ごしている自分がいるのだろうと思います。

むずかしいなぁ。

真面目な話をしていながら、別な話に方向がいっちゃうかもしれませんが、大学生、ストレート院生はわたしとほぼ30歳、年齢が離れているわけじゃないですか。
でも、話をしているとき、自分自身の鏡の顔を見て話すわけじゃないので、なんだか、自分も20歳とまでは言い過ぎだけど、30過ぎくらいの感覚で話しているときがあるんですよね。
でも、それって、わたしだけがそう思っているわけで、たぶん、目の前の学生は(先生ということもあるし、苦笑しながら)わたしと話を合わせているわけで……(^0^;)。

まぁ、よくわかりません。

研究室にこもって、文章を書いている方が幸せだと言うことかな……(-_-;)。
なんじゃこの結末。

とにかく、採用試験がんばれ〜!!


160614 異質からの学び

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数週間前、水落先生の授業でお話しした院生の中に、国語教育(特に読解指導)に関して、いろいろと過去をさかのぼって調べている方がいました。心情の読み取りを重んじるか、表現技法を重く見るかのような感じで。

「授業づくりネットワーク」は今でもわたしの大切な主軸ですが、「授業づくりネットワーク」でしかやりえなかったこと(いろいろとあると思うのですが)の一つに、主義主張を異にする人たち、研究団体の考えを交流する場であったこと、つまり、創刊号の時から言い続けている「異質からの学び」を具体的に残していることにあると思っています。

すぐに、思いつくのがこの写真の号。1989年11月号(No15)ですね。特集の目次はこんなです。

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詩人、工藤直子さんの「蟻」という詩をもとに、異なる国語研究をされている方が授業の案を原稿として書かれた号です。

鶴田清司先生がナビゲーター役となり、当時、分析批評の旗手だった佐々木俊幸先生、ご存じ読解鑑賞指導の野口芳宏先生、科学的『読み』の授業研究会(読み研)代表の大西忠治先生、文芸教育研究協議会(文芸研)の中心的メンバー畠中正奇先生がそれぞれの研究会、考え方をもとに授業構想を語った原稿が揃っているのです。

わたしは、わくわくして、この号を何度も読み返した記憶があります。

本日、これを思い出して、院生さんにお貸ししてきました(ちょっと、親切の押し売りだったかもしれません。だったら、申し訳ないなぁ……)。

同時に、今、わたし(たち)が、この時代でやれることって、やるべきことって何だろう……。過去を参考にしながらも、今、このときを進んでいかねば。



160613 昨日ダラケた結果の失敗ばかりの1日

あ〜ん、結局こうなのかぁ。

昨日、何もせず、温泉に入って、マンガを読みふけっていたからか……。

今日は、朝から、トラブル続き。その対応に追われるわ……。

授業は思ったほど、うまく流れないわ……。

抱えているものも、今更急がないと始まらないことに気づき……。

うーん、むしゃくしゃ……。休日の過ごし方を失敗したかぁ……。

ミクロとマクロを見ながら、生活しなくちゃです。

もっとやらなくちゃと思いますが、不健康な生活を送らないためにも、今日は帰ってすぐに寝ます。

160612 DEAR BOYS完読!

研究室に行かない。仕事しないと決めた1日。

妙高にある「温泉カフェ」に行ってきました。わたしの数少ない趣味である「日帰り温泉」と「漫画喫茶」を同時に体験できる美味しい施設。1500円で1日中楽しめます。

今日は、「DEAR BOYS」をシリーズ3まで完読して、その後、「テラフォーマーズ」の9巻まで読んできました。

「DEAR BOYS」って知る人ぞ知る、高校を舞台としたバスケットボールマンガです。絵がちょっと少女マンガっぽいんですね、そして、確かに初期の頃は女子バスの部員と恋仲を描くのにページを割くなど、その傾向も若干あったと思いますが、後半(特にシリーズ3)はほとんど、試合の様子だけを描ききる感じに風潮を変えていきます。
高校バスケットマンガと言えば、スラムダンクなんだろうけど、わたしはこっちが好きだなぁ。最後の巻を見たら、26年(でしたっけ?)くらいかけて、買いたそう。考えれてみれば、家にシリーズ1は15巻くらいまで揃えてあります。

もともと、わたしは少女漫画が好きで、高校の頃は妹といっしょに別冊マーガレット(通称、別マ)を毎月買って読んでました自分が校の頃ですから、33年くらい前ですよ(笑)。

そういえば、ホットロードって最近実写映画となりましたが、わたしがその頃読んでいた少女漫画の一つですね、今思うに、なぜ、あの頃のマンガが映画化されたのかすっごく不思議です。

くらもちふさこ、いくえみ綾、紡木たく、などの作品が好きでした。単行本も買ってたっけなあ。女性のファッション雑誌も買うのが好きでした。お気に入りはオリーブでしたっけ。

おっと、DEAR BOYSに戻ると、50のオヤジが、読んでてなんだか、心が熱くなりました。

テラフォーマーズは、読み始めてしまったので、9巻まで読んでしまいました。評価は……どうかなぁ。進撃の巨人とかぶるところがあるといえば、ありますね。火星で進化したゴキブリの心理が読めないところなどがそう。このまま読み続けるかどうか……悩むところです。

こうして、1日、どっぷり仕事から離れてしまうと、仕事のことを考えたくなくなりますね。やっぱり……。うーん、土日の過ごし方、どうしようか……。かんがえものです。

明日は、月曜日。ガンバロ。

160611 休日の大学がホッとする理由

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小学校現場にいたときは、休日、職場に行くことはしませんでした。(例外がちょっとだけあって、教務主任をしていたとき、教育計画を平日に印刷することが難しくて。印刷機を独占状態にしますからね。1日だけ休日出勤すると決めて印刷するということをしていました。これだけですね。)

しかし、大学は休みでも来てしまいます。(福島に帰らないからだけど)

でも20年近く前、福島大学の大学院に在籍していた頃はそんなことありませんでした。たぶん、今は目の前が大学だからですね。庭みたいな感覚だからです。もし、これ、自動車で大学に行くとなると、自分の性格上、行ってるかどうかわかりません。事実、大学院生の頃は自動車で20分で行ける距離なのに、絶対に行かねばならないとき以外は行かずに、自宅で研究というかその類いをしていました。そこまでして、移動が面倒なんですね。わたし。太るね。これは。

しかし、休日の大学はなんかいい感じです。

まぁ、いくつかの要素はあります。絶対に授業がないとか(やはり、授業があると、事前に受業準備を終えていても「授業だ授業だ……」とちょっと落ち着かない感じがします)、ですけど、わたし的に落ち着く最大の理由は……。

服装です!

土日だけは、普通の私服で大学に来ているのです。今日だとポロシャツとジーンズ。
でも、平日は一応、ワイシャツとスラックス。気温が低いときは背広。(ネクタイは特別な時じゃないとしませんが)
これなんですよね。どうも、ワイシャツとスラックスは落ち着きません。仕事に集中できないというか、着心地が悪いんですよねぇ。
大学だから、自由度高いと思うので、もう少しラフな格好でいいんじゃないかなぁと思いつつ、自己規制でワイシャツとスラックスで平日は行ってます。

学生さんはいいなぁ。現職の学生さんでも、ラフな格好で来ていますもんね。

せめて、体育系の先生ということにして、ジャージで行ってはダメかなぁ。(小学校現場にいたときは、ほぼ、朝から帰りまでジャージだったんですけど)。

p.s.
今日は、研究室にいながらほとんど何もせず(というかできず)、悶々として過ごしました。
成果は0。
どうも、解決の糸口が見えてきません。
明日は、あえて、大学に行かずに別な場所で1日過ごして脳をリラックスさせてみようと思っています。
そういうことも大切ですよね。
(と自分で自分を納得させる……)

160610 こちらに来て初自炊!

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昨日、インプットの時間がないと書いたことをきっかけに、本日の午後は意識的に「読書」の時間を設けてみました。何冊か並行して読んでいるのですが、その1冊がこれ(写真の本)。

で、これ、読んでいると疲れるんですよ。頭が疲れるということではなくて、腕が疲れるんです。何しろ、厚さ2.5cm。ページ数にして430ページ越え。しぶしぶ研究室内で読むのはいいにしても、日常的に持ち歩いて読むというわけにはいきません。

そこで……。こちらに来て、初の自炊(電子書籍化)をしました。まぁ、手順はめっちゃ簡単なんですけどね。大型裁断機でバラバラにしてあとはScanSnapで読み込むだけです。その後、iPadの自分の好きなpdfリーダーで読書をすればいい。わたしは、最近、アップデートしなくなってしまったi文庫HDというアプリを使っています。こんな感じ(下図参照)。

しっかりと、左上に電子書籍化されているのがおわかりでしょうか。

これで、いつでもどこでも、読み進められます。人それぞれでしょうけど、電子書籍で読んでいく方が最近はラクだなぁ……と感じるわたしです。




160609 インプットの時間と量が減っている

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今、わたしの起きている時間のほとんどは大学にいて。

授業や会議のないときのほとんどは研究室にいて。

研究室にいるときのほとんどはパソコンの画面に向かっている。

パソコンでほとんどは、「書いて」いる。

様々なところで、アウトプットはしているが、インプット、特に読書量が大幅に減っている。まずいまずいまずいまずい。

時間は作るもの……らしいが、この「読書時間の確保」だけがうまくいかない。

読みたい本は、ある。何冊か、積み重なってもいる。

どうにかしなければならない……。

自分自身をアップデートするためにも。


160608 原稿おこしの1日

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今日は、書籍用に録音した「対談」そして「鼎談」をテキストに書きおこしました。どちらも1時間以上話していたものです。

疲れますが、「創造性」という能力は使わないので、そういう意味ではラクです。「成功する『学び合い』シリーズ第3弾」に入る内容ですが、わたし的にはめちゃくちゃ面白いです。でもなぁ、わたしの感覚は一般的じゃないからなぁ……。そこが問題。

以前、仲間のTさん(本人に確認とってないからTとしておこう)に言われました。
「もともとですね、わたしたちってトヨタを狙っていないじゃないですか。スズキとかマツダとかダイハツあたりでしょ。つまり、もともとメジャーを狙っていない人間なんだから、メジャーになるはずないですよね」
まぁね(笑)。わたしが、メジャーになったら驚きというか、自分自身がパニックになっちゃいますわ。
しかも、もともと、メジャーとかマイナーとかそういうこと考えてないし……(^0^;)。

週の初めの疲れと、今日の脳の集中力の疲れが重なったので、今日は珍しく早めに寝床に帰ることにします。

ここで、一度、立ち止まって次にやることの整理をします。次はなんだっけかなぁ……。(来週以降の講座準備をしなければなりませぬ)



160607 若い方のやる気吸収力の凄さ!

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新潟市にある学校を訪問してきました。そこで、教職経験3年目という方の社会科授業を参観させてもらいました。

いやはや、すごい!

わたしたち(成功する『学び合い』シリーズ)の本をしっかり読んでくださっていて、それをテキストに参考に、『学び合い』をされています。

「目標と学習と評価の一体化」というセオリーをしっかり念頭に置きながら、学習活動に自分のオリジナルのワークシートを使っていました。そのワークシートを使うのは今日が初めてだったらしいのですが、そのワークシートが上手くできています。

本日の学習部分の教科書内容を読み取るわけですが、ワークシートには質問に答えるような吹き出しのような形になっていてそこを自分(たち)の力で考えて、解いていきます。

評価の部分では、割り箸くじ(上の写真)で解答者を指名し、」授業者(担任の先生)がワークシートの質問の部分を聞きます。指名された子は吹き出しに書いた部分を答えるわけですが、「インタビューに答える」というちょっとしたロールプレイ的な形になっているので、ワークシートを見ないで答える(つまり、理想としては会話調で答える)ようにすることを求めるわけです。これを、もちろん、授業の最初に子どもたちに伝えての学習活動開始です。

学習活動時間は、子どもたちはワークシートの吹き出しに解答を考える、書く、ということとそれができた子どもたちはそこかしこで、互いにインタビューの練習をし始めるという寸法です。

これ、上手く考えられてるなぁ。教科書を読み取るだけでなく、その部分を頭の中に入れる(覚える)、そして、自分の言葉に転換して表現するということまでできるのですよ。すごいです。

ワークシートって、そのまま教科書のどこかの部分を映し出して終わりという感じになるときがあるじゃないですか。そうならないような仕組みになっています。すごい!

もちろん、こういう実践は探せばどこかにあるかもしれませんし、そういう先行実践を探すということも力の一つです。この授業者は「わたしが考えました」とおっしゃいました。世の中のどこかに似たような実践はあるかもしれませんが、まずは自分で考えて見たという事実。ここがすばらしいです。

社会科の『学び合い』って難しいと言われます。算数のように、課題がシャープ(できたかどうかはっきりする)わけじゃないことが多いし、できたかどうかはっきりわかる課題にしたとき、あまりにも当たり前すぎる課題になって子どもたちがワクワクドキドキに活動してくれないときがあります。

それを、十分クリアしています。そして、これがこの学習活動をする初めてのことだったということですが、毎回、これでは考え物かもしれませんが、しっかりと計画を練ってこの学習活動を定期的(この学習活動に適した時間)に取り入れていくことで子どもたちの読み取る力、知識量、表現力が身につくと思います。

これが、教職3年目の方とは末恐ろしい……。

この立場になって、授業を参観するのがとっても楽しくなりました。なんだろう……。自分が現場にいたときは、他人の授業を見るのってあまり好きじゃなかったのですけどね。

子どもたちが、先生が、学習課題に向けて一生懸命取り組む姿。大好きです。わたしは、そこでがんばっている先生方を勇気づけるのみ!

そうそう。この授業、普段の授業の一つなのですよね。こんなに日常の授業の質が高いとこれからが楽しみです。少しずつ少しずつ大きな変化がやってくるんですよ。たぶん。


160606 新潟市の夜

翌日の新潟市での小学校への訪問のために、今日中に新潟へ移動しました。そこで、ちょうど新潟市にいるからということで、成功する『学び合い』シリーズ第2弾、第3弾関係者の何人かと一献。

楽しい夜でした。こうした濃い関係の方々とお酒を酌み交わすといつも以上にアルコールの量が進んで、一気に頭の中がグルグルと回転してしまいます。まぁ、愉快愉快。

160605 今日もあっという間の一日

今日は、遅めの昼食を食べた後、黙々とパソコンに向かい、気付いたら夜11時30分を過ぎていました。お腹が減ったという感覚もないんですよね。

ある方に、「仕事モード全開」のような文章をあまり書くなみたいなことを言われたので(^0^;)、書くつもりはないですが(笑)、まぁ、ものすごくたくさん仕事をしているわけではなく、たぶん、他の人が1時間でできるところをわたしは2時間かけてやっているのでしょう。

とはいっても、今日みたいな日はめずらしく、麦茶くらいはちょこちょこ飲んでいましたけど、あとはなんだか画面をずっと見ながら、考えていたみたいですね。気付いたら、11時過ぎでした。はぁ……。幸せです。こんな生活できるなんて(皮肉でなくて、本音でね言ってるのさ。)。だって、やりたいことに夢中になっていられるんだもの。

結果が出るといいな。まぁ、出なかったとしても今日のこの日の自分がしたことは、次につながります。絶対に。だって、今までがそうだったから。

今日もめちゃめちゃよい日でした。


160604 「先生のためのとっておきセミナー」初参加!

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いつかは参加してみたいと思っていた「先生のためのとっておきセミナー」にやっと参加できました。この初参加の時が、川上康則先生がメインの講師の時というのはわたしにとっては、バッチリです!自分の中で、『学び合い』、アクティブ・ラーニング、協同学習、授業リフレクション、と興味はいろいろありますが自分にないこと、そして、自分の方向性に必要なことを貪欲に吸収していく意識はとても大切(と思います)。わたしには、深い知見というものはありませんが、こうして、これから必要になるであろうこと、しかし、まだまだ普及の途中であるところに目を向けていままで歩んできました。自分のこの立ち位置はこれからも続けていきたいですね。

さて、思わぬところで石川晋さんと再会。わたしにとって、とっても大切な友。そして、師。わたしにとって羅針盤のような方です。お昼、二人だけでカップラーメンの昼食。考えてみれば、石川さんと二人きりで話すのは……実は初めてのこと(笑)。石川さんと話すときは、いつも誰かが一緒でした。
だから、なんだか、落ち着かない。緊張した45分(笑)。でも、2人きりだからこそ、真っ正直な話ができました。おもしろかったです。

さて、今回のテーマ「インクルーシブ教育」。

管理職の試験などには、「この用語の意味を簡単に説明しなさい」などといった形で出題されるくらいの注目は浴びていると思います。

しかし、実際はどうでしょうか?難しいですよね。
オープニングで赤坂さんが言っていましたが、理想像として描いているだけで、大人が大人の頭の中で思っているだけで(つまり、授業は「会議」でない!「現場」でおきてんだ!ってことです)そのあたりの実状を知っているのかということですよね。

アクティブ・ラーニングがその契機となるといいと思いますが、ここでも大転換は、「授業者視点」「当事者視点」なのだと思います。

1人の教師が、目の前にいる20人、30人の子どもたちと学校生活を共にするには、「どうにかしなくちゃいかん!」と焦ることでしょう。その意識が強いと、「どうにか効率的にこの子どもたちを動かしたい」という気持ちが生じる可能性が出てきます。キーワードは「コントロール」「効率性」。そして「揃える」。ここで、「教えやすさ」の方向へ行ってしまうわけですよね。

しかし、「学習者目線」「当事者目線」で立つとき、その大変換が求められる。まずは、ここです。「学びやすさ」ですね。

で、ここからも面白いというか、興味深いのですが、「学びやすさ」というところで、共通理解をもったとしても、この「学びやすさ」という言葉から思い描く内容、状況も、人様々なのですよね。ただ、学習者視点、当事者視点を起点とした「学びやすさ」は、それぞれの違いはありつつも、互いに折り合いをつけることができそうです。

難しいのは、学習者視点、当事者視点となったとき、個々の考えや真理、脳科学……等々を持ち出してきたときのすりあわせです。

そこで、「理論と実践の往還」というところに行くのですが……。

難しいですねぇ。理論の一部分だけをもってきても、学校生活は生(ライブ)であり、流動的、動的、ですから、理論ではこうなっている。だから、それにそぐわないことをしているとなっても……。

双方に、「お前は知らないくせに勝手に分かったようなことを言うんじゃない!」的なことをやりあっていたのでは、前に行けませんよね。そういいながらも、どちらにもどちらのことが必要なわけで……。「接着剤」をどうつくるかを考えることも必要です。

これ、大学でも大きく問題になっているところですね(問題になっていると思わない方もいるでしょうが)。
ちょっと考え続けます。

懇親会にも、がんばって出ました(笑)。
もう、東北青年塾と違って、知り合いがいなくてアウェー感満載じゃないですか。ドキドキ、ハラハラな3時間でしたが、みなさん、わたしが近くにいると気を遣って話を合わせてくださり、なんとか過ごせました。
感謝します。

もともと、月に数回、東京へ行き、研修会、セミナーに参加するのが当たり前だった自分。昨日、この立場になり、初めてこういうセミナーに参加してきました。考えてみれば、この立場になり、何もしないとどんどん現場感覚が薄れていくわけで、積極的に自分の立ち位置であった、民間教育の場に参加していくことはこれからも必要だと思いました。

また、石川さんのようにいろんな教室に訪問して見にいくこともしてみたいですね。今の立場はそういうのがやりやすいはずなので。
いい時間が持てました。

160603 『学び合い』全開!学校全体に広げるにはどうしよう

今日は、約1ヶ月前、5月9日に飛び込み授業をさせてもらった新潟市内の学校に再び招かれて校内授業&研修に参加してきました。

今回は、前回わたしが授業をさせてもらった学級の担任の先生が、算数授業のアクティブ・ラーニング(『学び合い』)の授業を見せてもらいました。もう、全開バリバリです。わたしの飛び込み授業、それなりにうまくできたなぁと思ったのは、やはり、担任の先生がしっかりと日常的に『学び合い』授業をされているからでした。それが校内の先生方にも証明された感じです。

学習課題を立てて、全員が何をするか確認した段階で、ほとんどの子どもたちは中腰体系になります(笑)。担任が「はいどうぞ!」と言うのを待っているのですね。その瞬間、子どもたちは一斉に動き出し、各自思い思いに、課題解決に乗り出します。

黒板を使ったり、そこかしこで話し合ったり、説明し合ったり……。昨年度までのわたしは、どちらかというと『学び合い』授業を提供する役割が多く、こうして、自分以外の方が『学び合い』授業をしている姿をあまり見たことがありません。いろいろと興味深く見ました。

もちろん、『学び合い』は考え方なので、その授業者によって『学び合い』の姿は変わってくることでしょう。本日は、黒板をものすごく大事に使っていました。また、子どもたちが固定化しないのもいいです。『学び合い』の本質を子どもたちは理解していること、また、担任の先生がしっかり子どもたちに語っていることがわかりました。

こうした、研究者の端っこに今年度から交ぜてもらっている立場としては、同じ学校に数回訪ねていくということも初めての体験で、わたしが行くことでなんらかの前進方向への回転のきっかけになってほしいと思うわけです。ですから、本時の授業をしてくださった先生はもちろんのこと、そこにいらっしゃる校内の先生方になんらかのヒントを持っていってもらえたらと思って話したつもりでした。

しかし、話し終わって、校長室に帰ってくるまでの間、うーん、本日の自分は堂だったろうかと反省しました。わたしは、今日提供してくださった授業があまりにも素晴らしかったので、もちろん、いくつかの課題はありつつも、この授業のよさを話しました。で、これを強調すればするほど、この担任の先生だからこそできること、自分にはできない、これは腕があるからこそできるのだということを強調してしまったのではないか、わたしが帰った後、今日の授業者の先生が孤立することはないだろうか……そんなことを考えてしまいました(もちろん、本日の授業者の方は、芯がしっかりしているので大丈夫だと思いますが)。

このあたりのことを校長先生に話し、校長先生も同様のことを考えていたと共通の確認ができました。次の方向性、戦略が見えてきました。

わたしのような者が、学校を訪ねていって、穏やかに過ぎて帰ってくることができる場合、ほぼ100%管理職(特に校長先生)がものすごく素敵な方であることが多いです。しっかりと水平目線でのマネジメント(サーバント・リーダーシップとでもいいましょうか)ができているのですよね。これは、そこの校長先生が『学び合い』を支持しているかいないかなどは関係ありません。『学び合い』も含め、様々なことにフラットに受け取ることができるから、穏やかな話し合いができ、「なるほどそうですね」というときに、サッと次に動けるわけです。

これからも、関わりを持っていただけるそうです。ダメだあいつ!と言われないようにわたしも精進していかなくてはと思います。


160602 積極的に学ぶっていいなぁ……やっぱり!

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アウェイのところで講演を行うのは当たり前として、わたしは学校に招かれて研修の講師をやるよりも、今のところ大学の授業で学生と対面するとき(とくに授業開始10分くらい)がめっちゃ緊張します。どうしてでしょうね。研究授業など全然緊張しなかった私が、どうも学生(特にストレートマスター)の目の前に立つと緊張するのです。あの年齢層の若者に対して、わたしまだ免疫をもてないでいるのですね。たぶん。少しでもかっこいいところを見せたいと思っているのか、少しでも若く見せたいと思っているのか……。まぁ、そのいろいろな見栄や色気がそういう緊張をもたらせているのでしょう。

さて、ストレートマスター中心の社会科の演習の授業がありました。中心は数時間かけて指導案を作成し、模擬授業を行うこと。

条件を話して、『学び合い』です。「さあ、どうぞ!」です。幸い、それなりの人数が社会科にあつまったので、指導案作成も個人でも何人かと組んで作成でもよいということにし、校種、学年、単元、指導案の形式、すべて自由ということにしました。
わたしが話した後、活動場所も自由として(もちろん、わたしは授業が終わるまで、この教室にいるのでいつでも聞きに来たいときはどうぞと話してあります)活動開始です。

この学生達の人間関係がよりよいのでしょう。特にわたしが指示をしていないのに、自分たちで輪になり、やりたい校種や学年、単元などをそれぞれ口にし、それなりのグループになり活動を始めました。その中には、「ちょっと、地域単元を一人でチャレンジしてみたいので、一人でやるね」と宣言する方もいました。これってとっても大切。誰かが「自分一人でやるね」と言ってくれると、一人で活動してもいいかなぁと思っている人にとっては、すっごくラクになります。思わず「かっこいい!!」と口にしてしまいました(笑)。

今や情報収集は簡単な時代。見た目だけ整えるのでしたら、インターネットで「社会科 指導案」と検索すれば、修正可能なWord形式の指導案もゴロゴロと出てくることでしょう。それで、自分は構わないという学生さんがいたら、それで出せばいいだけのことです。そういった話や構えをこちらでみせます。いじわるや厳しく接するのではなく、将来、自分が学校の先生に立つとして、少しでもこの授業、この時間が役立つようにしてほしいと話します。

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何も指導していないのに、ホワイトボードを使いながら話し始めるチームがありました。すてきです。もちろん、「ホワイトボードを使いなさい」とは言いません。一律にホワイトボードを使い始めたらそれはそれで気持ち悪いです。自分たちが、最良の方法と思うものを選択する。それでいいです。もし、それが最良でなかったとしても、経験しないと「最良のものではなかった」とわからないのです。

だから、指導案も形式を与えません。各種自治体、管理職、学校によって形式は全然違います。わたしたちが教員になったときよりは、「まずは指導案ありき」という考え方ではなくなってきています。もちろん、どっしりとした指導案を作ってみたい学生さんはそれもいいねと認めます。

次の時間、それぞれに感想を交流します。

学生さんの学びの姿に元気をもらいました。喜びをもらいました。
みんなががんばっている姿を見るのが、とてもとても大好きなんだと、今頃、気付きました。

160601 結局、PC作業が好きなのか……自分(^_^)V。

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午後は、黙々とコンピュータのハードウェアに関する割り振りとソフトウェアに関する割り振りをしていました。こういうのが苦手という以上に嫌いという方がいらっしゃるのでしょうが、わたしは、いろんなことがあるとこういう作業に没頭して、ちょっと嫌なことを忘れるというかそういうことができるので好きです(まぁ、その時々にもよりますが)。

PC作業をしながら、わたしの大切な立ち位置の一つ「授業づくりネットワーク」のことを思い出しました。

わたしは、上の写真で物語るように、「授業づくりネットワーク」創刊号からの読者でした。その頃の授業づくりに熱心な人たちがそうであったように、わたしも給料の多くを教育雑誌の定期購読につぎ込みました。もう、たくさん月刊誌を定期購読していましたね。

で、年月が経ち、少しずつ教育雑誌がおもしろくなくなり、でも最後まで定期購読し続けているのが「授業づくりネットワーク」です。わたしは、教員になって10年くらい単なる純粋な読者でした。ここに書かれる方々の実践の数々を一生懸命追試したり、自分なりにアレンジしたりして日々の授業を楽しんでいました。

あるとき、すでに「授業づくりネットワーク」に深く関わっていた佐内信之さん(現事務局長)から連絡があります。

『「授業づくりネットワーク」のホームページを作ろうという話になったのですが、阿部さんって、雑誌「授業づくりネットワーク」のデータベースを作るほど、「授業づくりネットワーク」オタクらしいですよね。それなりにコンピュータに詳しいそうじゃありませんか。どうですか?「授業づくりネットワーク」のホームページ作成担当者として「授業づくりネットワーク」に関わってみませんか?』

という内容でした。
飛び上がって喜びました。確かに、自分はまともな実践一つできていないかもしれないけれど、ホームページ作成ならできるかもしれない。

本当に、「授業づくりネットワーク」オタクで、毎月手元に届けられる授業づくりネットワーク内で紹介されている授業実践を「学年」「教科」「単元」「キーワード」「タイトル」に分けて、データベースを作成したのです。こうすることで、あるとき、授業実践に悩んだとき、このデータベースで検索して授業をするということを繰り返していたのですよね。

当時、インターネットという言葉ははびこっていましたが、自治体のHPさえまだ出そろっていなく、個人のHPを持っていると言うだけで、先見性があるように見られていました。HPで教育に関する検索をかけても数えるほどしか出てこないくらいの世界でした。
その時、すでに、わたしは自分のHPを立ち上げていました(少し、自慢)。自分が住んでいる市のHPよりも早く自分の個人のHPを立ち上げてたんですよね。

当時、「授業づくりネットワーク」の春集会は、埼玉大学で開いていました。招かれて出かけていきました。その時、始めて、前授業づくりネットワーク代表の上條晴夫さんとお話をしました。緊張して、超敬語でお話ししました。上條さんに失笑されました。そんなに緊張しなくていいからって(笑)。

そこが、わたしの授業づくりネットワークと関わった出発点です。平成10年の頃です。

もともと、技術屋さんで雇われたので、みなさん、わたしに授業実践等の原稿を書くことを期待していません。会議に参加していても、すみっこの方に座り、HPにどんなことを載せるかということだけ一生懸命聴いていました。

そんなある日、わたしに原稿依頼が飛び込みます。それも、ちょっとしたラッキー(わたしにしてはラッキー)が飛び込んできます。それは、予定していた方が原稿を書けなくて、穴が開きそうだというのです。それで、新しくどなたか書き手を探す時間が無いので、阿部が書いてくれということでした。経緯はどうでもいいです。一度くらい、雑誌原稿に書いてみたいと思っていた私は喜んで書きました。

それがそれなりに、認められて、その後もポツポツと「授業づくりネットワーク」中心に原稿依頼が届くようになります。

ということを、今日、PC関連の仕事を行いながら、思い出していました。
結局、目の前のことを一生懸命やることで、次につながっていくんですよね。


© Takayuki Abe 2016