20160821 第12回教室『学び合い』フォーラム2日目

岩瀬直樹さんと中川綾さんのAVANTI風の対話、対談。
めちゃくちゃよかったです。

これは、もともと二人の関係性がよくて二人の中で対話の中で進む方向性が一致していたからなのだろうと思います。

そして、岩瀬さんと中川さんの立場の違い、役割の違いが、うまくできていたからこそ、二人から生まれてくる会話の一つ一つが、宝物のように感じました。

岩瀬さんは、もともと、すごい実践家ですから(本人はそう言われたくないだろうけど)「えいやっ!」って悩みながらも、いろんな方から愛されて、つながって、思いきり舵をきって実践されるわけじゃないですか。

しかし、本人は、それを上から目線で語らず、一言一言、かみしめて、本当にそういうことを言葉にしていいのだろうかというくらいの態度でわたしたちに言葉を押し出していく。あれが、すてきなんですね。(もしかしたら、岩瀬さんの素敵と思わせるための戦略かもしれませんけど……(^0^;))。

で、わたしは、今回は、それと同じかそれ以上に、中川綾さんの存在が大きかったと思います。岩瀬さん一人では、あの空間は創り出せなかったですよね。もちろん、岩瀬さんの言葉ややられてきた実践の数々はすてきなことなんだけど。

やっぱり、綾さんです。

自分の役割を意識し、全うしようとし、実際に全うしてました。これって、本当にすごい。自分の役割を全うしようと思っても、全うできるものではありませんからね。
(生意気ですけど)あっ、綾さんってやっぱりプロなんだ!と思いました。

第1日目の所に書きませんでしたが、1日目のシンポジウムでの進行もすごいなぁと感動していました。あの1日目は、この2日目の助走だったわけですね。
というか、綾さん(というプロフェッショナル)にしてはあれが普通だし、当たり前なのかな。教員という素人集団にいるから、そういうところで綾さんが普通活躍されているのをわたしたちの前で普通に出しただけなのかなとも言えますかね。

ま、二人との関係性は置いといて。
あそこで二人が語っていたけど、教師が成長することを考えると、今後、何らかの形で「リフレクション」をしていくことが必要です。で、リフレクションをするには相手がいます。舞台上にいる二人を見て、木村校長も言っていましたが本当にうらやましかった。

その中川綾さんの会社、アソビジが企画する、近くにリフレクションをする相手がいない方にリフレクションをしてもらえるシステム「echo」。
これ、いいと思います。オススメです。

別話。

今回本当に、たくさんの方が主体者となり、『学び合い』フォーラムを開催してくださっていました。
その2日間、そしてその瞬間瞬間があまりにも素敵すぎるために、その後のぶり返しがとってもキツイ人たちが出てくるのではないかと思います。

わたしは、何度か、大きな100人、200人レベルの集会を開催してきたので、その感覚がわかります(というか、それって私だけが味わっていたものなのかな)。

だから、今、そしてその後が大切ですね。
これ、「大切だ!!」と力を入れろと言うことではありません。
たぶん、淡々と過ごすしかないんです。
だって、自分の周りの日常は、『学び合い』フォーラムを経験した人たちで構成されていないんですから。

『学び合い』フォーラムで、自分は100歩でも200歩でも前進したように感じたかもしれません。でも、現実は1歩進むのがやっとなのです。

でもね、『学び合い』フォーラムで出会った「仲間」がいます。
その「仲間」と共に、語らうことで、前に進めます。
わたしは一人じゃない。
わたしたちなんだ。
そういうことです。

一人ひとり、やれることをやっていきましょう。
うまくやれたら、語りましょう。
うまくいかないことができたら、語りましょう。

© Takayuki Abe 2016