20160924 坂内先生&カリキュラム・マネジメント

坂内先生の話を聞いてきました。

坂内先生のお話を聞く中で、自分の歴史を思い出しました。

わたしが、本格的に『学び合い』の授業を始めることができるようになったのは、坂内先生の授業を見たことがきっかけです。

つまり、自分にとっての『学び合い』の理論的な背景は西川純先生であり、実践的な背景は坂内智之先生なのです。

『学び合い』そのものを知ったのは、聞いたのは、石川晋さんが福島にお招きした「授業づくりネットワーク2005夏in福島」での西川純先生のお話が最初です。その時に、これ、絶対にいい!と思ったわたしは、頭の中で勝手に思い描く自分の中の『学び合い』を実体化するために、わたしより先に『学び合い』の授業をしている先生の授業を見学したいと思っていました。

最初に、見学したのは埼玉の初期『学び合い』実践者の授業。東北青年塾のメンバーのお一人、増川さんと一緒に見に行きました。でもですね…。イメージがわかなかったのですよ。この方の授業はいいのかもしれないが、わたしが考える『学び合い』ではないなぁと思いました。(ちなみに、こういうときは、わたしは運動会や学習発表会の振替休日を使います。堂々と平日に他校の授業を見に行けるチャンスです。もちろん、学校を通して見学の依頼をします。ぜひ現場の皆さん、オススメです)

福島に帰ったわたしは、もんもんと自分なりの『学び合い』をしていくのですが…ここで、わたしに光明を与えてくださったのが坂内先生です。坂内先生は、自分の勤務校で『学び合い』を全面展開されていました。すぐに連絡をし、お願いして授業の見学。まぁーびっくり!わたしが頭の中にうまくイメージできなかった『学び合い』を具現化されていました。あっこれだ!そう思ったわたしは、初めてお目にかかったにもかかわらず、自分の頭の中に思い浮かぶばかりの質問を投げかけ続けました。それを一つ一つ、丁寧に答えにして返してくださいました。

今日の、「学びのカリキュラム・マネジメント講座」でも感じたのですが、坂内先生は本当に丁寧に、かつ、迅速に頭の中で計算して質問に答えてくださいます。だから、質問が次から次へと浮かび上がると同時に、質問を続けることで頭がシャープになっていくのです。本当に、すごい方です。福島にいらっしゃること、嬉しく思います。

わたしは、その後、自分の勤務校に帰って、管理職に話します。坂内先生の勤めている学校で公開授業があり、かつ、西川純先生を講師でお招きしています。ぜひ、全校の先生で観に言った方がいいですと。

その時の校長先生が、とても、先見性のある、受容的な方で、そういうなら、全員の先生で見に行こうと即決してくださいました。そして、勤務校全員で坂内先生がいらっしゃる学校へ見に行くことになるわけです。

考えてみれば、わたしが本格的に『学び合い』を進め始めたのは、坂内先生がきっかけでした。

今日、久しぶりに、坂内先生のお話を伺い、あの頃のことがふつふつと思い浮かびました。今日の、講座も、ものすごかった。説得力、ありありです。どんどん前に進む坂内先生。わたしも、わたしのやり方で、立ち位置で、進めていきたいです。


© Takayuki Abe 2016