20170119 君はDTPを知っているか?

今週前半は研究室にこもっての仕事。
後半は東京へ出てきての仕事。
環境が変わるのはいい。

今日は、東京に来ている中で、大学の仕事の一部「編集」に関わっての打合せで秋葉原の真ん中に久しぶりに出かけた。この街に来るのは本当に久しぶりで、筑波の研修センターに3週間の長期研修に来ていたとき、そこで知り合った友と「つくばエキスプレス」を使って買い物に来て以来だから8年ぶりくらいだ。
そういえば、あの頃はまだiPhoneは使っていないで、「EM・ONE」という小型PDA端末を使っていたことをふと思い出す。
秋葉原のど真ん中、日本の中でも特異な場所を歩いていると、50を過ぎたおっさんは(もともとドギマギしやすいので)妙に緊張する。ハハハ(^0^;)。

さて、仕事。

「編集」「紙面デザイン」といえば、DTPだ。
本当にずっと前、Windowsがやっと市販され実用的に使えるようになったのは、Windows3.1だと思うが、わたしはその一つ前、Windows3.0の頃からWindowsを使い出した。
しかも、このWindowsを入れた機会は、NECの98互換機を出していた、エプソンの機械。たぶんWindows3.0を入れることができるギリギリの環境だったのではなかろうか。
そこに、入れた第一のソフトは、DTP(デスクトップパブリッシング)ソフトであった。

このDTPというのは、MS-WORDのようなワープロ(ワードプロセッッサー)ソフトとは違い、もっと自由度が高く、図や表、その他を自由に構成、配置、デザインできる。
たぶん、画面、見たままに印刷できるようになったWindowsにとって花形ソフトであったろう。

当時は、PageMakerなど10万円に近いソフトが一般向けに売られていて、わたしも買った。なんだか、(今もそうだけど)一人最先端を行っているような気がして、一人興奮していたなぁ。
新卒3年目(平成3年)で地区の社会科資料集を作成する委員に指名されるんだけど、取材した内容をこのDTPソフトで構成して喜々として持っていったことを思い出す。

もっとさかのぼって、大学時代。
自分の人生のほとんどを「演劇」に捧げていた頃。
わたしは、役者を希望すると共に、裏方では「制作」を自ら担当した。
ここでは、いくつかの仕事がある中で、チケット、パンフレット、ポスターのデザインを考えて、作成するという仕事があって、ここに没頭した。
外部に発注でなくて、自分でつくりたくなっちゃうんだよね。

でも……、自分に対しての但し書きがあって、わたしはデジタル人間なので、0か1の関わり方しかできないんです。
「任せる」のなら自分に全て任せてほしいという考え。
ここなんだよなぁ。
うまく、折り合いを付けること、他者のいろいろと受け入れることがうまくできない。こういうところが、他者から見るとへそ曲がりにみえるときがあって。
つまり、自分が喜々としてそういう「デザイン」や「編集」作業に取り組んでいたとして、他者が「そこはそうじゃなくて、こういう考え方があるんじゃない?」「こういう方法もあるからそういうのを取り入れたらいいよ」となったときに、勝手に自分の鼻がへし折られたと感じて、「あっそ、じゃ、いいよ。わたし、下りるから。勝手にやってちょ」となるんだよね。
大学時代、「制作」担当の時は、そういう自分を周りが分かってくれていて、全てわたしに任すということをしてくれたから、わたしの中では自己満足できていたわけ。でも、これは他者の考えを取り入れていないので、「デザイン」「編集」は独りよがりだったわけで、完成度や見た目が「わたし」の域を超えていないんだよね。「自分一人で完成させた」という満足度が高いだけのなんの発展もないわけなんだよなぁ……。

まぁ、「編集」と「デザイン」に関する仕事、打合せというのを久しぶりに行って、ホント、自分の片隅にあった記憶、経験がふと蘇ってきてしまったのでこんな(いつものような)自己満足、自己開放の文章を書いてしまったf^_^;。

コラボレーション、協働……。
これ、大切。これ、できないとこの世の中、うまく生きていけないと思う。

しっかりできる人間になりたい。
早く人間になりた〜い(^0^;)。

© Takayuki Abe 2016