20170120 ICT教育最前線!

わたしの研究の柱の一つにしたいと考えているICT教育。
しかし、わたしの頭の中にある情報は5年くらいまでストップしています。特に変化がめまぐるしいICT教育にとって、5年間の更新ストップは非常にまずい。

ということで、今日は、自分のICT教育情報、感覚をアップデートしに来ました。
どこへ?
東京の聖学院小学校へ。

聖学院小学校は、池内清氏を中心に最先端のICT教育を展開しています。
例えば、最近では続けて2つの記事が公表されていました。

ということで、朝から晩(というか退勤時刻)まで、お邪魔させてもらいました。

例えば、池内清先生の「MetaMoJiClassRoom」を思考ツールとして活用した「社会科授業」。授業内容は、「提案する社会科」を彷彿させるもので、個人の思考と協働的な思考をうまく組み合わせていました。これらの接着剤として「MetaMoJiClassRoom」をスムーズに使っている様は、さすがと思いました。一人1iPadを実現させて、いつでも自由にiPadが使えるようになっている強みと、せっかくそういう環境なのだから積極的に活用していくのが当然という教員の感覚が合致した姿です。

例えば、田村一秋先生、濱住聖史先生の小学1年生のiPadを使った授業。図工と国語で見せていただきました。偶然か意図的かこの二人の授業が連動していて(対象としている1年生は同じ子どもたち)、スムーズに授業ができるように設計されていました。さすがです。
1年生は、iPad授業の入門期と言うことで、カメラ機能をうまく使った授業。1年生と言わず、iPadを使った授業、ICT活用授業の最初の一歩として参考になると思いました。

例えば、プログラミング教育。クラブ活動ですでに「プログラミング教育」を意識したクラブが設立してあって、池内清先生、田村一秋先生が進めていました。使用アプリは「Scratch」「ピョンキー」。わたしも少し子どもになって参加。参加しやすい状況をデザインしていました。

当たり前ですけど、「授業」があって、「ICT活用授業(iPad活用授業)」があり、iPadだからこそできる授業を構築している、構築していく最中とのこと。
これからも、いろいろと互いに情報を交換しあい、互いにアップデートしていきたいです。

もう一つ。
池内清先生、田村一秋先生は共に、「授業づくりネットワーク」の初期からの友人。わたしは、すでに活躍していた池内先生、田村先生の背中を見て育ってきました。
特に池内先生には、レポート検討会でわたしが持参するレポートを厳しく検討していただき、貴重なアドバイスをいただいてきました。

そんな池内先生の授業。
実は、15年くらい前にやはり聖学院小学校を訪問して、池内先生の授業を参観しています。今の自分、今の池内先生を重ねて、池内先生の「授業」を興味深く参観しました。
小学校ディベート授業、作文授業の第一人者としての池内先生はわたしの中ではキチッキチッと授業をしているイメージがあったのですが、まあ、「ゆるい」授業を展開。生意気にも「ほほうぅぅ……」と思いました。
たぶん、わたしもそうでしたが、歳を重ねるごとに段々、隅々まで管理することに「飽き」や「面倒」さが来て、緩くなっていくのも一つ。あとは、今の世の中、子どもたちの様子をしっかり見ていれば分かるのですが、子どもたちと「対話的に」接していかなければ、学校生活が成立していかなくなっているのが一つ。だから、この「対話的」というのが見る人によっては「ゆるく」見えるときがあります。
これ、石巻の佐々木潤先生の教室にも似た感じがあります。

日常を緩やかに穏やかに生きる。その中に、授業を乗せる。
そんな感じでしょうか。
これからも、学び続けます。

© Takayuki Abe 2016