20170807 脳のシナプスとハイパーカードとハイパーリンクとBrainPadTiPOとEBtと……今。

久しぶりに大学での1日。嬉しいことにやることが次から次へと途切れなくやってきて、一端、夕食を食べに外に出たものの、再び研究室へ。今日中には宿舎に帰って寝たいですね。

さて、今日は、電脳ネタ。

こうして今日一日、大学の仕事をしながらも、大学の仕事を並行してあるウェブサービスの虜になっておりました。これ、わたしにとって久々の大ヒットの兆しです。それで、今日はもったいぶって、そのものズバリの話はしません。その前段、それに至るまでの話を今日は書いておきたいと思います。さて、明日、そのことの話を書くつもりでいますが、今の段階で何の話しをしようとしているかわかりますかねぇ……(^_^)。プププ。

わたしは、いろいろと「考えるフリ」とか「データとデータをつなぎ合わせて新しいものが生まれるかもしれないと思う操作」をすることが好きです。言わば、イメージとしては脳の中でシナプス同士がつながり合い、新たな知の構築をする感じですかね。

で、これって、電子上では「ハイパーリンク」という構造に似ています。つまり、インターネット上でリンクされている文字列、または、画像、映像をクリックするとそこにリンクされたページに新たにジャンプしますよね。これです。これがハイパーリンクです。

で、古くはマッキントッシュに入っていたハイパーカードにわくわくしました。カード同士リンクを張ってジャンプするようなね。ちょっとしたプログラミングにも持って行くことができた感じですね。

あるとき、ものすごい機械に出会います。それがセイコーインスツルメンタルが出した「BrainPad TiPO」という製品。このOSはBTRONという和製のOSを使っていて、カードのある部分(例えば文字列)とカードのある部分(例えば文字列)のリンクを簡単にはることができるというものでした。

インターネットでハイパーリンクという概念が出てきても、簡単に普及しない理由の一つに(もともとネットワーク的な考えや構造が好きでは内という人もいるでしょうが)、ハイパーリンクを作るのがとても面倒ということがあります。今だって、ホームページを作成して、あるページとあるページとにリンクをはるのはなかなか面倒ですよね。リンクを張るだけで、ちょっとした壁(障害というか、めんどくささ)を感じます。

しかし、この「BrainPad TiPO」は、いとも簡単にカード間のリンクを作ってしまうというとても素晴らしい構造を持っていました。この、簡単にハイパーリンクを作れてしまうというのはですね、どんどんリンク構造を作っていったときに、カードが100を超え始めたときに、自分にとって思いがけないカードとカードが結ぶついて、意外な発見をするのですよ。めちゃくちゃおもしろいのですよね。

当時、1990年代のわたしの趣味は電子小物(その頃PDAと呼ばれていました)で、知的思考をするということに憧れを持っていたのですが、その中心に一時期居座ったのが、この「BrainPad TiPO」です。どんなものかは、Wikipediaをご覧ください。
Wikipediaの「BrainPad TiPO」のページ

しかし、しばらくして「BrainPad TiPO」を使うのを止めます。理由は、「BrainPad TiPO」の思想そのものはいいのですが、他のPDAに技術的にどんどん古くなっていくからでした。

そこで、次に使い始めたのが「EBt」というソフトでした。これは、当時、シャープから「ザウルス」というPDAが出ていたのですが、そのザウルス用のソフトです。メモソフトなのですが、考え方が「TiPO」に似ているのです。つまり、メモとメモの間を簡単にハイパーリンク構造で結べてしまうと言うところですね。わたしは、この「EBt」に自分のデータ、過去のこと、未来のこと、考えていること、考えたいこと、やりたいこと、やったこと、店の情報、……を積み重ねていきました。情報が増えるたびに、メモの中でいろんな出会いがあって楽しかったなぁ……(オタクの喜びです。わかりますか。(^0^))
「EBt」を知りたい人はこちらへ。

しかあし……。世はiPhone全盛。EBtアプリは開発されず、それに似たアプリを定期的に見つけようとするけれども見つからず……という感じで、あきらめていたのでした……。

ところが……(明日に続く)

* しかし、今日の内容はめちゃくちゃ濃いですね。たぶん、これに興味を持つ人、または、この文章の意味を理解してくれる人、ましてや共感してくれる人はほとんどいないんだろうなぁ……。


© Takayuki Abe 2016