20171008 本当に後ろを見ない人間なんだよなぁ……

他のほとんどの動物と違って、なぜ人間の目は前についていて、後ろが見られないようになっているか分かるかい?

それはね、過去をふり返らずに、いつも前向きで、前を向いて歩んでいく生き方をするためなんだよ。

などという、セリフがどこかにあったようななかったような……。

私に当てはめると、本当に、過去のことをふり返るのことが嫌いです。これは、よかったこともわるかったことも含めて、とにかく、過ぎてしまったことに関してああだった、こうだったと話し合うのもしかり、記録におこすのもしかり、そういう行為が苦手であり、嫌いなんです。

遊びにしても、仕事にしても、「したこと」はその瞬間、おもしろかったり、くやしかったり、残念だったり、もう一回したかったり……といろいろとあるでしょうが、その時はその時で、時間が過ぎるとその時のことに対しての「何か」をもとにして、うまく今の自分を生かしているところはありません。

このブログをお読みの方は、良好な人間関係を育む力だったり、仕組みだったりにわたしは強烈にコンプレックスを持ち、興味関心を抱いていることはおわかりでしょう。

もう一つ、振り返り、シェアリング、リフレクション……といった、体験したことをうまく自分の知識経験技術等々に落とし込み、次に生かす……ということの力や仕組み等々に興味関心を抱いています。

ただ、良好な人間関係と振り返りという二つですが、わたしの中では随分立場が異なります。

人間関係については、もうずっと前から、小学生時分から、苦手だけれども強烈に憧れを抱いてきたわけです。自分の近くには友達がいなくて、いつも級友のWさんには友達が自然に集まってくる……どうしてなんだろう……とかね。

で、振り返りについては、別にむかしから憧れ等々はありませんでした。逆に振り返りなんてしなくていい。楽しかったんだから(逆に悔しかったんだから)それでいい!とだけ思っていました。

ここの必要感が大きく違います。

じゃあ、なぜ?「振り返り」?

大きく2つあります。

1つは、わたしが尊敬する実践家や研究者は、話を伺ったり、またその方の成果物等々を見るとしっかり「振り返り」を行っているということです。もうこの時点で、自分の至らなさ(だから、自分は二流、三流なんだという思い)を感じます。

2つは、今の役割(大学教員)で、しっかりと実績を残していくためには、振り返りを大事にしないと、前に進めないということを感じているからです。

嫌いで避けてきたことなのですが、竹の節同様、しっかりと意識して進まねばと思うわけです。


© Takayuki Abe 2016