20170421 平成29年度新入生合宿研修1日目

ファイル 2017-04-22 20 23 16

今年は、初めての学部1年生の担任。
それに関して、諸々の初めてがたくさんある。

例えば、今回。

新入生合宿研修(妙高自然の家)の引率(大学生の場合、引率とは言わないのかなぁ。付き添いかな)があった。
大学生だから、身の回りのことは自分たちでできるわけで、基本的には見守るだけである。
そして、こういうことって、だいたいがそうだが、大学生自身も学んでいるだろうが、わたし自身も大いに大学生の姿から学び、感じることができた。

「春日山遠足」「クラス企画(2クラスが合同で事前に相談し、小中学校で言うお楽しみ会のようなものリクリエーションのようなものを1学年全員の前で企画進行する)」「クラス討議」「スピーチ大会」の3つが主に学部1年生の創造的な活動になる。

「教師になる」ことを希望している学生が集まっているだけ合って、それぞれに積極的で、考えられていて、(わたしたちの学生の頃に比べて)素晴らしいと感じることが多かったが、その中でも、「クラス討議」が印象に残っている。

これは、クラスごとに集まり、事前に決めていた「テーマ」と「進め方」で1時間ほど「討議」をするものだった。わたしたちのクラスでは30分ずつ2つのテーマで話し合うことにしており、一つは「強制的なボランティア活動はありかなしか」「指導が通らない子どもをどのように対応するか」というようなタイトルであった。

先週、この討議のタイトルを決めたときは、タイトルそのものよりも、1時間も10人というクラスの中で「討議」が続くものだろうか……と疑問に思っていた。「討議」のルールもしっかりと決めていないのに。

結果、わたしの勘違いであり、学生当事者の感覚を全然わかっていないことがわかった。とにかく、「討議」が続く続く。しかも、全員がしっかり話し合いに参加するのだ。

本学にきた学生がすごい!のか、イマドキの若者がすごい!のか。ちゃんと、機会や場やテーマを与えればこれだけ話すことができる。何ら心配することはない。しかも、わたしは一言も口を挟まなかったが、自分たちで時間を見計らいながら、ちゃんと着地点(つまり、折り合い)をつけようとしているのである。もう、ばっちりである。

感激して見ていた。
まぁ、これは、わたしのクラスだけが凄いのではなく、どこのクラスもこんな感じだったらしい。ちゃんと若者に場を与えるとすごいのだ。わたしたちが「老害」になっていることを本当に考えなければならない。

わたしは、最初から最後まで参加するつもりも、話すつもりもなかったが、学生達が気を遣ってか、最後に「先生、一言お願いします」と言われたので、「うーん、特に何もありません(苦笑)。とにかく、みなさんはすごいです。こうした積極性、協働性、主体性をこれからも持ち続けてください。君たちがいる限り、上教大の未来は明るいです」
というようなことを話しました。

フロアの椅子を片付けるときも、バスの荷物を下ろすときも、先頭に立って、仕事をしていました。
「やるねぇ〜みんな♡」
ニヤリ、声をかけて、わたしも彼らの仕事に加わりました。

© Takayuki Abe 2016