20170603 素人あべたかのチョー勝手な試合感想

世界卓球2017。個人戦2回戦で水谷隼選手と張本智和選手との対戦があり、なんと張本選手が4-1で水谷選手に勝ちました。

全てのプレーを6分強にまとめた動画があって、見ましたが、張本選手が水谷選手を終始圧倒していましたね。競って勝ったというのではなく、圧勝でした。インタビューでも水谷選手ご自身が「完敗」と言っていました。(こういう、潔さというか、しっかり受け答えできるのも水谷選手のすごいところ。常々、頭がいいなと思います)

この張本選手のプレーを見ていると、アジア選手権や全日本選手権で優勝したときの平野美宇選手を彷彿させます。

  • 前陣で戦い、
  • ボールがバウンドして頂点、またはそれよりも前のタイミングで打つ
  • 速さで圧倒。
  • 両ハンドが安定。

もともと、水谷選手は、若干下がり目で相手の攻撃を受けてから攻撃していくタイプ(に見える)ので、2,3年前の頃の水谷選手のプレーでは、日本国内で勝てても中国選手には永遠に勝てないのではないかと素人ながらに思っていました。しかし、リオ・オリンピックではそのわたしの「素人目」を払拭するようなプレーで、大活躍してやはり水谷選手はすごいなぁと思ったものです。

しかし、この張本選手との戦いでは、その2,3年前の攻撃を受けてから攻撃していく感じのプレーに終始していたように見えます。オリンピックで、キョキンに勝ったプレーではなかったように見えます。受けて立つ側と挑戦する側の心理面もあるのかもしれません。この構図そのものが、自分から攻撃を仕掛けていく感じにはなりにくいですよね。

ただ、今回の全日本選手権でも、たしか準決勝だったと思うのですけど、相手に2セット先取された試合がありました。あの2セット先取されたときも、相手が前陣でグイグイ攻めたプレーをしてきたのです。その時は、全然水谷選手の良さが発揮されず、もしかしたら負けてしまうのではないかと思ったほどでした。水谷選手を倒すのであれば、(水谷選手自身がやり方を変えない限り)速い卓球で攻めることなのだと思います。それは、中国選手がやられている卓球ということですね。

さて、張本選手。

昨年(2016年)の12月。福島県の郡山市で、今回の世界卓球の代表選考会があって連日試合を見てきました(その時の優勝者は松平健太選手)。

記憶によると、4つのブロックに別れてリーグ戦を行い、各ブロック2名が勝ち上がり。その後はトーナメントを行うと言うことだったと思います。張本選手は、ブロック内で吉村真晴選手に負けただけの1敗。ブロック2位で勝ち上がりました。その後、トーナメントでは、大島祐也選手に負けて代表になれずでした。でも、あの会場で負けたのは、現日本代表選手だけというすごさに驚きました。

まだまだ、ドライブの打球点が遅く感じましたが、もちろん、目の前で繰り広げられるスピードは自分の目で追うのがやっとで、大島選手はそれなりに点差を離して張本選手に勝ったように思いますが、吉村選手との試合は大接戦ですごかったです。とはいっても、水谷選手を倒すほどではないだろうなぁと思っていましたが。

あの時、お願いして、息子とわたしと張本選手で3ショット写真をとっています。ここに載せることもできるのですが、張本選手から了解をとっていないので(笑)、載せないでおきます。

小学生の頃から、天才、100年に1人の逸材と言われて、その通りに力を付けていくのは難しいことでしょう。いまのところ、順調に成長しているのは、本人の努力、気持ち、そして、周囲のサポートが素晴らしいことだからでしょうね。

1回戦勝ったときのインタビューで、(次、水谷選手との対戦だが)「勝ちます。」というようなことを言っていました。全日本選手権で、平野美宇選手が石川選手のことを「乗り越えなければならない相手」という言い方をしていました。二人が重なります。本気で乗り越えようとしていたということですものね。

自分に返すと、何かの壁を本気で乗り越えようとしているかということになりますね。うーん。ないなぁ。(すぐに軽く結論を言ってしまっている自分)

様々な尊敬する卓球選手の生き様を通して、自分の生き方も考えていこう。

さて、残りの世界卓球の試合も楽しみだ!!

© Takayuki Abe 2016