20170622 ユーティリティプレーヤーとしてのわたし

過去に何人かの知人に語ったことがありますが、わたしは質の低いユーティリティプレーヤーとして歩んできたというか、生き残ってきました。

自分が小学校教員になった頃(平成元年)、有田和正先生とか野口芳宏先生等がご活躍され、それぞれ教科や領域に特化したプロが存在していました。

小学校教員で、それほど特定のところに興味関心が偏っていなかった私は、小学校現場全てにおいてプロフェッショナルでありたいという、崇高な夢を持ち(笑)、様々な研究会、教育系の集会、イベントに思想や教科、方法論関係なく参加していたために、広く浅く、(特に民間教育を)学ぶことになります。そして、学んだだけでは意味がないととりあえず、学んだことを教室内で実施するということをしていました。

だいたいが、ここで終わってしまっているので、それなりの全国的な考え方や技術は知ってはいるけど、そこから深めていないし、自分のものにしていないということが言えるでしょう。
まぁ、とにもかくにも、そういう生き方をしてきて、何かあって、その道のプロに頼めないとき、いつもその道のプロばかりになってしまってちょっと違った人選をしたいときにわたしが頼まれるという形でいろんなところにちょこっとだけ阿部隆幸という名前が顔を出してここまで生き残ってきたということになります。
また、自分が働く職場においても、様々な方々が自分のプロフェッショナルなところを担当してもらった後、その職場で不足しているところにおいて、管理職から声をかけられて、

「阿部さん、何でもできるよね。うちの職場さ、ここのところをやってくれる人、やってもらえる人がいないんだよね。阿部さん、もしかしたらチョー得意という分野ではないかもしれないけれど、お願いできる?」

「はい、わかりました。」

で、生きてきました。もちろん、「はい、わかりました」の心の中では「それは経験してきているからなんとかできそう」というのもあれば「え?それ、一度もやったことないし、本当に自分にできるのかい?」というものもありましたが、誰かがやらなければならないことで、管理職が「わたしに」ということで声をかけてきたと言うことで「やります」という道を選んできたのですね。

さて、うれしいことに、大学に勤めるようになって、わたしのホームページに設けた「依頼フォーム」を使って依頼してくださる方がそれなりにいます。依頼フォームを使うと言うことは、その段階ではわたしと直接つながっていない方であるということです。
その方々が、「阿部隆幸という人間はこういうことはできるのではないだろうか」という考えのもと、依頼してきてくださるのでしょう。
時々、「え?それは、社会的に必要だし、求められていることだけれど、わたしにはほとんど経験ないし、できるかなぁ……」という依頼が届きます。

悩みますねぇ。質の低いユーティリティプレーヤーとしては(^0^;)。

安請け合いして、わたし自身というよりも、相手をがっかりさせてしまっては申し訳ないですし。もちろん、そういった分野を引き受けることで、わたし自身の視野が広がり、経験値があがるということは確実にあるわけですけど。

要は、
もっと精進すること
責任を持ってできないことは簡単に引き受けないこと
なのでしょうか。

がんばりマッスル(^_^)V。

© Takayuki Abe 2016