20170705 ゼミで「目標と学習と評価の一体化」の共有化を図る

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基本、わたしはゼミ生が計画し、進めているゼミに乗っかっているだけなのですが、今日は「目標と学習と評価の一体化」の共有化を図ることを目標とした時間でした。

わたしが、そうしてくださいということを言ったのではなく、自らがこのように考えて取り組んでいるところ、「すごいなぁ」とただただゼミ生を認めるだけです。

9月から学校支援プロジェクトを行う際、連携協力校の一つが、「目標と学習と評価の一体化」について取り組みたいとダイレクトに書いてきたことが直接の理由かと思います。わたしたちの研究室では、水落研究室と共に、この部分は研究を進めていく上での「核心」になりますからね。現場から、詳細を聞かれたときにしっかりと答えることができるようになっておきたいという自主的なあらわれと思います。さすがです。

実は、担当者がいまして。
ストレート院生のKさんが、みなさんに「目標と学習と評価の一体化」を伝える役割を買って出たようです。
月曜日に、Kさんはわたしの研究室を訪ねてきて、
「こんな感じの理解でいいか、阿部先生、チェックをお願いします」
と話し、わたしの前でプレゼンを始めました。

まず、わたしの性格からして、わたしからお願いしに行くことができません。義務でもないのに、こうして行動に表せることがとても素敵です。少しでも理解したい、そして、一緒に学ぶ仲間に少しでもいいものを、しっかりしたものを伝えたいという気持ちがあることが何よりうれしいです。

その時のプレゼンは、水落先生とわたしの本から、キーワードを一生懸命取り出して、なんとか概念的なものを説明しているという感じでした。それは言葉を換えると抽象的であり、現場に立ったことのない学生にはよりイメージしにくい内容でした(と思いました)。プレゼンを担当している彼も、ストレート院生ですから現場のことをよく知っているわけではありません。
それを知った上で、わたしは
「もう少し、具体的に、つまり、授業の実際の場面に落とし込んで話しをしないと聞き手に伝わらないと思うよ」
と話し、私の中で具体的に、少しでも伝わるといいなと思って話をしました。

そして、本日。

Kさんは、しっかりと修正し、わかりやすい具体的な場面を加えて、かつ、自分のオリジナルを入れて話してくださいました。とてもすっきりして聞き手も分かりやすかったと思います。
もちろん、ここでの話しですから、現場に入っていったときに個別的な状況が発生し、上手くいかないことが多々あることでしょう。しかし、「もと」をしっかりと把握していればなんとかぶれないはず。今日は、そんな共通理解をゼミ生と図ることができました。いいときでした。
しっかりと学んでくれたKさんに感謝です。

来週の月曜日、水落研の現職院生が、出前授業で「目標と学習と評価の一体化」を念頭に置いた授業をしてくださいます。わたしたち全員がその授業を見学に行き、肌で体験してくる予定です。みなさんがどのように感じてくるか楽しみです。

そうそう。

Kさんは、阿部研究室の名刺、名札まで考えてデザインしてくださっています。しかも、わたしのイメージカラーのグリーンを基調にして。ホントに、主体的。Kさんだけでなく、主体的なメンバーが集まってくれていての今が阿部研究室にあります。
すごい!!

ちなみに、「目標と学習と評価の一体化」を学びたいなら、ぜひ、下の3冊をどうぞ!水落先生とわたしのエキスがたっぷり注入された3冊です。どれを読まれてもいいですが、やはり、「オレンジ→ミドリ→キ」という順番に読まれた方が理解がしやすいかなぁと思います。



© Takayuki Abe 2016