20170731 有田和正先生の授業視聴その他etc

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今日は、学部と院生のゼミ生、そして、他研究室の現職院生数名のご協力を得て、わたしのデータ取りを兼ねて、有田和正先生の授業ビデオと授業検討ビデオ(ストップモーション方式)のビデオを見ました。

正直、昔から、有田和正先生の授業は素晴らしいと思いつつも、わたしが目指す方向性の授業とは異なったために、本はたくさん持っていて追試はしたし、何度か研究会や講座でご一緒させてももらいながらも、わたしから積極的に話しかけると言うことはしなかったのですが、久しぶりにビデオを見て、新たな発見というか気づきをしました。(もしかしたら、もともと有田和正先生を慕っている方には既知の内容なのかもしれません)

一つ目は、とても優秀なグラフィッカーだったということ。改めて見ると、有田和正先生の授業を支えているものは「板書」だったことがわかります。一斉授業の形をとりながらも基本、多様な思考をもった子どもたちが自由に話していくわけです。有田先生もおっしゃっていますが、一斉授業という視点で見るとこれ以上ないくらい「自由度が高い」です。そして、それを支えているのが有田和正先生の「板書」です。子どもたちが自由に発言していく内容を限られたスペース(黒板)の中にうまく配置していきます。これって、ものすごいです。

二つ目は、とても優秀なコーチャーだったということ、もしかしたら、ファシリテーターと言ってもいいのかもしれません。絶対に立ち止まってほしい「キー発問」はあるように思えますが、それ以外は子どもたちが自由に想像や思考を広げての発言を認めます。そのための方策が「(とぼけた)問い」です。有田和正先生が、独自の「問い」「ボケ」をするために、子どもたちは反応して自由自在に発言していくわけです。これ、本当に凄いですね。

わたしには、そう映ったのですが、見ている人たちにとって、それこそ、「今の自分」を映す鏡として異なるものが見えているのだろうと思います。それをこれから分析していきます。

他にも、印象に残ることがありまして、昨年度までの学内プロジェクトの成果発表会がありました。そこで、水落先生の発表があったのですが、もう……さすがな内容でした。

自分が小学校教員だった頃、ずいぶん前ですが、赤坂先生に言われたことがあります。「プレゼンテーションのプロがいる。」その人の名こそ、水落先生だったのですが、改めて実感しました。こういう発表(プレゼン)を見ると、自分の情けない姿が浮かび上がってきます。

明日は、浜松での講座。
ちゃんとできるか?自分?


© Takayuki Abe 2016