日誌

20170426 学部1年生と丁寧につきあう……

水曜日の1限は、週に1回、自分が担任する学部1年生全員と会うことができる授業(人間教育学セミナー)です。教育的な一般的な素養を学ぶと同時に、いわゆる小中高で言う、学活的な部分も併せ持っています(とわたしは思っています)。入学して1ヶ月が経とうとしているこの時期に、学生のさりげない表情、身振り、友達との会話等を気にしながら接しています。

わたしは、小学校教員としては、どちらかと言えば、あまり子どもたちの中に入らず少し引いて、遠い位置から子どもたちを見ている感じでした(と自分では思っています)。しかし、大学の教員の中では、やはり、どんどん学生の中に入っていっている教員のようです。

本日は、4つの学級が1つの教室で大学のイントラ上にあるデータにアクセスしていろいろと現在の自分が思っている教育に関する思いを書き込む授業(時間)でした。

その前後で、わたしは、自分が担任する各学生(10名)にいろいろと個別的に話しかけていきます。先日の新入生合宿のこと、部活のこと、部屋での生活のこと、ゴールデンウィークでの過ごし方のこと、大学の授業のこと、趣味のこと……。
とりあえず、全員になにかしら話しかけ、全員の表情を見て自分なりの感触を掴んでいきました。
まぁ……、しませんよね(笑)。そういうこと、普通の大学の先生は……(^0^;)。

まぁ、わたしのように接するのも良し悪しと思います。

学生自身が、わたしを「うるさい」と思うかもしれないと言うことはもとより、20歳になる学生と距離が近すぎるのもどうだろうか……と先輩の大学の先生に聞いたことがあります。
わたしも、いろいろと試行錯誤を通して、学生との距離感をつかんでいきたいです。

「なんだか変よ。50も過ぎているあのおじさん先生。ちゃらちゃらしてさ。」

ということにならないように。
まぁ、みんな、かわいいんですよね〜。学生さん。まっすぐでさ。

20170425 1つのことに集中できる1日があると「やった感」がある!

今日は授業も、そして、会議もない日。
こういう貴重な1日をのがしちゃぁいけません。
わたしは、あれもこれもと仕事があると、なんでかなぁ。たぶん、自分は小心者だからと思っているのですが、仕事がある数の分だけ重くとらえてしまって気持ちよく仕事に集中できません。

だから、もし、複数仕事があったとしても「今日はこれだけに集中する!」と決めて1日仕事にかかれるとそれなりに仕事がはかどります。

授業の準備、いくつかの原稿、講座・講演の準備、新しい教育イベントの計画、自分が担当している学生さん達の研究計画の応援……等々、いくつかあるのはあるのですが、今日は、「ある文章を書き進める1日」と決めてとりかかりました。

他人はどうなのかわかりませんが、わたしは、このように「今日は○○の1日」と決めてかかると、なんとなく仕事がはかどります。
やった感があります。
自分の中では、4月中にこれを終わらせようと思っているので、水木と2日間、集中して取り組んで、気持ちよくゴールデンウィークに突入したいと思っています。

5月、6月、いろいろと出張その他が入ってきていますが、とにかくゴールデンウィークは仕事は入れずにおきました。29日の朝に上越を発って7日まで福島の自宅で、家族と共に過ごすつもりでいます。
今年は……、今まで以上に、卓球三昧のゴールデンウィークになります。


20170424 臨床共通科目「教師が成長するとはどういうことか」

M1のほぼ全員が履修する科目、臨床共通科目の初日に続いて2回目です。前回は「学級経営及び学校経営に関する科目」でしたので「授業を通した学級づくり」というテーマで、アイスブレイクを通しながら協同学習の実際とその考え方を体験してもらいました。

今日は、臨床共通科目の中の「学校教育と教員の在り方に関する科目」です。これ、管理職という立場に立ったことのない自分には、現場にいるときはあまりふかく考えてこなかったところはありますが、現職終わりの頃にズドーンと「教師教育」に関する情報が自分のところへ押し寄せてきてきたので、それを整理して自分も今、模索中であり、臨床的なところだけでなく、この「教師教育」についても目を向けていきたいと思っているというところを話しながら、いつものように、「活動」を随所に入れながら、進めました。

ということで、わたしへのリップサービスが多分にあると思いますが、本時の授業の感想用紙に、最大の褒め言葉をいただきました。授業準備、一生懸命してよかったです。ありがとうございます。

20170423 「授業づくりネットワーク2017in東京」終了!

久しぶりに「授業づくりネットワーク」という冠のついた集会を開催しました。夏を中心に、「異質からの学び」を前面に出して、様々な方々が交差する場を設定してきたという自負心のある「授業づくりネットワーク」。
しかし、時代の流れと共に、「あれもこれも学べますよ」というテーマでの大規模集会には需要が無くなってきていると自らが感じ、少し「集会」の休養期間に入りました。

今年度は、テーマを明確にして、50人規模の集会を、事務局中心に、全国核で開催することに決めました。
その1回目が、本日。成蹊大学。
授業づくりネットワークが東京で集会を開く場所と言えば、成蹊大学が定番でした。ここに理事の喜岡先生がお勤めだからです。今回も、成蹊大学を出発点にできたこと、感慨深いです。

さて、内容。

どうだったかなぁ……。参加者には午後の短い時間に圧縮してインプットとアウトプットをしてもらいました。

久しぶりの方、お目にかかりたかった方、たくさんの方とお話をするのに夢中で、集会その物の写真を撮ることを忘れてしまいました。よって、残念ながら、今回のブログに写真(イメージ)がありません。残念。

せっかく、3人(石川さん、佐内さん、そしてわたし)で前に座って鼎談したのだから、その時の写真を誰かにとってもらえればよかったとちょっと後悔しているところです。

次の「授業づくりネットワーク2017」は8月12(土)〜13日(日)の2日間開催。場所は大阪を予定しております。テーマは今、相談中。たぶん、「授業づくりネットワーク本誌」と連動したテーマになるかと思います。

夏休み中です。少し遠出してもいいかもさ(笑)。みなさん、8月12日、13日、大阪でお目にかかりましょう!!(予定を空けておいてくださいな)

(ちなみに、その前の週も大阪で大きな会があり、そちらにもわたし、参加する……という噂ありけり……(^_^)V)


20170422 平成29年度新入生合宿研修2日目

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2日目。
見守る時間が長かったために、彼らの姿を見ながら、自分の大学時代のことを思い出していました。

わたしは、福島大学教育学部で大学生活4年間を過ごします。

当時の福島大学教育学部は、今回の妙高自然の家への合宿と同じようなものがあった。わたしたちは、蔵王へ1泊2日の新入生合宿へ出かけた。蔵王のロープウェイで出かけたり、各部屋で何やら話し合いをしたりした記憶があります。

今もその名残は大きく残っていますが、当時はもっともっと、我が道を行くだった私。もちろん、事を荒立てるほどのやりとりはしませんでしたが、その頃から積極的に他者と関わらないという生活を過ごしていました。

15人いたクラスメンバーの中でも、なんとなく端にポツンといたように思います。なんだかなぁ……です。

まぁ、時代ですからね。わたしの大学1年と言えば、32年も前のことになりますか。とはいっても、こいつつきあいにくい奴だなぁと思われていたのは確か。
あの頃から、もう少し、他者ともう少し積極的に交流できるようになっておけばなぁ……。
とはいっても、性分というか、自分にはどうしようもない、他者との関係性やら距離感もあるように思います。

今でも、わたしはコミュニケーションが大の苦手と言いますか、ものすごく、エネルギーを使うわけですが、だから、一人でいるときは、どっぷりと一人に浸ることでなんとか自分のバランスを保っています。

一人が普通。で、時々、みんなと一緒。が気持ちいい人もいれば、
みんなと一緒が普通。で、時々、一人が心地よいという人もいるんだろうな。

自分を客観的に見ることは難しいですし、自分の常識で他者を見てしまうとそれは違うことがあるかもしれないと言うこともやっと気付いてきました。
だからこそ、それぞれを認めること、から始めたいなと思っています。


20170421 平成29年度新入生合宿研修1日目

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今年は、初めての学部1年生の担任。
それに関して、諸々の初めてがたくさんある。

例えば、今回。

新入生合宿研修(妙高自然の家)の引率(大学生の場合、引率とは言わないのかなぁ。付き添いかな)があった。
大学生だから、身の回りのことは自分たちでできるわけで、基本的には見守るだけである。
そして、こういうことって、だいたいがそうだが、大学生自身も学んでいるだろうが、わたし自身も大いに大学生の姿から学び、感じることができた。

「春日山遠足」「クラス企画(2クラスが合同で事前に相談し、小中学校で言うお楽しみ会のようなものリクリエーションのようなものを1学年全員の前で企画進行する)」「クラス討議」「スピーチ大会」の3つが主に学部1年生の創造的な活動になる。

「教師になる」ことを希望している学生が集まっているだけ合って、それぞれに積極的で、考えられていて、(わたしたちの学生の頃に比べて)素晴らしいと感じることが多かったが、その中でも、「クラス討議」が印象に残っている。

これは、クラスごとに集まり、事前に決めていた「テーマ」と「進め方」で1時間ほど「討議」をするものだった。わたしたちのクラスでは30分ずつ2つのテーマで話し合うことにしており、一つは「強制的なボランティア活動はありかなしか」「指導が通らない子どもをどのように対応するか」というようなタイトルであった。

先週、この討議のタイトルを決めたときは、タイトルそのものよりも、1時間も10人というクラスの中で「討議」が続くものだろうか……と疑問に思っていた。「討議」のルールもしっかりと決めていないのに。

結果、わたしの勘違いであり、学生当事者の感覚を全然わかっていないことがわかった。とにかく、「討議」が続く続く。しかも、全員がしっかり話し合いに参加するのだ。

本学にきた学生がすごい!のか、イマドキの若者がすごい!のか。ちゃんと、機会や場やテーマを与えればこれだけ話すことができる。何ら心配することはない。しかも、わたしは一言も口を挟まなかったが、自分たちで時間を見計らいながら、ちゃんと着地点(つまり、折り合い)をつけようとしているのである。もう、ばっちりである。

感激して見ていた。
まぁ、これは、わたしのクラスだけが凄いのではなく、どこのクラスもこんな感じだったらしい。ちゃんと若者に場を与えるとすごいのだ。わたしたちが「老害」になっていることを本当に考えなければならない。

わたしは、最初から最後まで参加するつもりも、話すつもりもなかったが、学生達が気を遣ってか、最後に「先生、一言お願いします」と言われたので、「うーん、特に何もありません(苦笑)。とにかく、みなさんはすごいです。こうした積極性、協働性、主体性をこれからも持ち続けてください。君たちがいる限り、上教大の未来は明るいです」
というようなことを話しました。

フロアの椅子を片付けるときも、バスの荷物を下ろすときも、先頭に立って、仕事をしていました。
「やるねぇ〜みんな♡」
ニヤリ、声をかけて、わたしも彼らの仕事に加わりました。

20170420 石川晋・南恵介「高学年担任必読!小学校で育てる!60のチカラ」(フォーラム・A)」紹介

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初版が今年の3月20日。にもかかわらず、すでに重版が決定したと言います。

「各教科や各生活場面での見出し」とそこから育てたい「60のチカラ」を導き出しています。各チカラの内容、様子が整理されていて、なんとなく指導していたこと、そういうところで指導できるのだと気付かなかったことが読むことで意識できる、理解できるようになっているところがこの本のポイントかなと思いました。

「考えて」「意識して」指導する、接することで同じことしていても、同じ場面に接しても、同じようなふるまいをしていても、自分の中で腑に落ちることは違ってくるでしょう。そして、それは、言葉にしなくても接する相手(主に子どもたち)には、伝わることと思います。

そんな、日常指導のいろいろを気付かせてくれる1冊。




20170419 あるところで手が止まってしまう……

仕事を順調にこなしていても、あるところになると、ピタッと手が止まってしまう。
それで……ウェブを見たり、YouTubeを見たり、本を読んだり、雑誌を見たり……。

うーん、乗り越えなければならないのだが……。

今日こそ、少しは手を付けようか……。
夕食を食べて研究室に戻ってきたら、手を付けよう……。

がんばれ
ふんばれ
自分。

20170418 やっぱり山が安心する♡

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わたしの研究室から見える風景です。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、山がきれいに見えます。

とてもほっとしますね。
先週末、海の写真を何枚か撮ってFacebookにアップしましたが、やはり、自分の根本は「山」です。

福島の実家では、自分の部屋の窓のカーテンを開けると、目の前に安達太良山が見えます。あの高村光太郎の妻である智恵子が「ほんとうの空」があると言った安達太良山のある風景です。

たぶん、安達太良山が見えるところに住んでいる人たちはそれぞれがそう思っているのではないかと思いますが、わたしの家から見える安達太良山が一番きれいです。

で、この研究室から見える山の風景も見事。

ただ、最近、上越は天気が安定しません。強風が続き、突然強い雨が降ってくるときがあります。
なんだかなぁ。
「春の嵐」……。
わたしの気持ちを表しているなぁ……。


20170417 学部ゼミ読書紹介 池田修著「教師になると言うこと」

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学部3年生のゼミでは、教育の興味関心そして知識を増やそうと、自分の興味関心をもとに、読書をして紹介する活動をしています。

今日は、その中の一人が、池田修さんの「教師になるということ」を選んできました。この本は、上越教育大学の学部1年生の選択図書の1冊にもなっています。

なんだか、そういう方と知り合いと言うだけで、うれしい自分。

今日の学生は、いろいろと刺激を受けたようで、この本をもとにして一生懸命レポートを書いてきました。

その学生がかわいそうなので、池田修さんは「ちょっと変人だよ」という情報は伝えないでおきました。ハハハ(^0^;)。

みなさんにもお薦めです。





© Takayuki Abe 2016