本学の学校実習を疑似体験したいなら,「授業づくりネットワークNo.50(通巻358号)」の,小島貴之「上越教育大学教職大学院「学校支援プロジェクト」と校内研修に重なるもの」を是非手にしてくださいませ
- あべたか
- 4月18日
- 読了時間: 2分
2025/04/17現在,「授業づくりネットワークNo.50(通巻358号)学事出版」が好評発売中です。
表紙をご覧いただいておわかりのとおり,今号は「校内研修」を特集しています。
この原稿の一つに小島貴之さんの「上越教育大学教職大学院『学校支援プロジェクト』と校内研修に重なるもの」があります。
何度か本ブログで書いていますが,「学校支援プロジェクト」とは教職大学院で実施している学校実習を本学の特徴を生かして行っている科目名です。
すでに,都道府県に(ほぼ)1つ,教職大学院があるようになりましたが,この「学校支援プロジェクト」という仕組みは,地域密着型の本学だからこそ実現できる「チーム」で「連携協力校の目的達成や課題解決」に向けて150時間取り組んでいくものです。
ひとえに「連携協力校の目的達成や課題解決に向けて」といいましても,本学内のコースや領域で取り組み方は異なりますし,同じ領域内でも研究室(ゼミ)ごとでも異なります。なんなら,同じ研究室(ゼミ)でも,チームによって異なるわけです。
少なくとも,私のゼミでは,昨年度4つのチームを組んで,4つの学校に関わったわけですけど,テーマや求められている役割が異なり,そして,こちら側としても学生の力量や興味関心も異なることから,チームごとに随分と学校実習(学校支援プロジェクト)の関わり方が異なりました。
それを知っていただいた中で,小島さんから見えた,体験した,学校支援プロジェクトを読むことができます。
くどいようですが,これはあくまでも小島さんの視点だということです。
つまり,10年間公立小学校を勤務した上で本学教職大学院に通い,「学校支援プロジェクト」といっても,「学級経営・受領経営領域」の「阿部ゼミ」のとあるチームに所属していたからこそ見えたことということです。
それだけ,事例的で個別的なものです。
具体的だからこそ,そこから,他事例も想像することもしやすいかなとも思います。
コース,領域,ゼミ,チームによっては,「校内研修に積極的に関わることを求められることもあったり」「授業実践を数多く進めることを求められたり」「授業デザイン作成を求められたり」「教室デザインを求められたり」「授業観察を求められたり」「子どもの観察を求められたり」「……」と多種多様です。
とはいいましても,小島さんの息遣いも伝わってくるような脳内の語りを言語化したような文体は,読み手(私達)に生々しく伝わってくると思います。
ぜひ,本学(上越教育教職大学院)や,本学が行っている学校実習(学校支援プロジェクト)の一例を知りたい方は,ぜひ手にして読んでみてください。
おすすめです。
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