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執筆者の写真あべたか

里帰りの気分で「令和6年度福島県小学校教育研究会社会科研究会安達地区大会」の講演をしてきました


里帰り気分

里帰りの気分で「令和6年度福島県小学校教育研究会社会科研究会安達地区大会」の講演をしてきました。

私は平成元年から平成27年度まで福島県の小学校教員として過ごさせてもらいました。

この27年間,ずっと「福島県小学校教育研究会社会科部会」に所属していました。

しかも,後半(ほぼ半分の期間)は「安達地区」に所属していました。

ご祝儀なのかどうなのか,この度,声をかけていただき,自分がずっと所属していた部会で講演をさせていたただきました。


わたしが大学に所属して9年経つので,大きく構成員が変化しておりますが,それでも一緒に活動をともにした方や友達の友達は互いの友達だの感覚で話がつながる方々の会話をすることができて,わたしとしてはとても楽しいお話をさせていただきました。


講演内容は……?

少し縁遠くなっていた「社会科」でしたが,今年はいろいろとつながりがあります。

思えば,今年(2024年)の3月2日に糸井登さんに声をかけていただいて京都の新学社で「社会科セミナー」を行ったのがきっかけのような気がします。


今年は,この後,11月2,3日に行われる「新潟大学附属新潟小学校」に「社会科」のサポートとして参加することになっています。

もともと,好きな教科ですから,声をかけていただけるのはとてもうれしいです。ただし,最近の研究や実践がおろそかになっているので,本当に役立てるかどうかはわかりません。


今回の「講演」は,「里帰り気分」のため,今の自分の思いに加えて,小学校教師時代の自分の実践の内容を(ちょっと,偉そうな感じにして)紹介するような形になってしまいました。私を知っている人ならともかく,初めてこの会場に来て,初めて阿部隆幸という人間を見た人にとっては,「なんだかな,こいつ。少し酔い気味に自分語りをしているな」と思われたかもしれません。

内容は,上の京都の新学社で語った内容に「個別最適な学び,協働的な学びについての背景」や「自分の実践となぜその実践を行ったのかという理論的背景」などを加えたものを少し早口で展開してしまい,うーん,うーん,やっぱり,単なる自分語りだったかなぁ……。ちょっと,今回は自分に関して客観的な見取りはできない状態でいます。

それだけ,この部会で話をすることはわたしにとって「特別」だったのでしょう。


小学校教員時代の教え子が教員に!

最後の最後,大きなサプライズがありました。

本日の参加者に小学校教員時代の教え子が小学校教員になって参加していました。

わざわざ,帰り近くに挨拶をしにきてくれました。

なんかうれしいな。とっても元気で楽しくやっている感じでした。

同僚や管理職に恵まれているのだろうと思いました。

いろいろあると思うけど,ぜひともそれらを含めて教員を楽しんでほしいと思いました。


この日の本当の主役は子どもたちであり,授業者であり,事務局関係者なのだ!

……と浮かれた形で,自分自身のことを書いてきましたが,実際のこの日の主人公は「子どもたち」であり「授業者」であり「事務局関係者」なのです。

わたしは,外部から講演者として呼ばれたために,「授業」に関する研究協議や(当然)その授業づくりについて関係していません。

この研究会は,実際はその方々のための会です。

みなさんの熱い議論を遠目に見学しながら,素晴らしいな,素敵だな,いいなと思いながら自分の講演の準備を整えました。

本日,いらっしゃった皆さんは本当に素敵です。自信を持って社会科研究を進めてください。応援しています。


いつか,授業づくりに関わることができるかな……?,もう,そういう力は残っていないかな……?




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