2025年の仕事始め(2025年1月7日)は「岩手県一関市」から。
300人近くの前で「多様な子どもたちとの授業づくり・学級づくり〜ファシリテーターとしての学級を目指して〜」というテーマのもと,講座を進めました。
たぶん,多くの方とは最初で最後の出会い。
だったら,私の考えている「授業づくり・学級づくり」の概要的なことを話の中心にして進めようと計画しての,私にしては案外鉄板なものだったのですが,ちょっとみなさんの反応がいまいちでした。
これは,「すべった」と言ってもいいのかな……汗。
これは,2025年度に向けて,もう少し自分の「講座観」というものを練り直さなければならないかなと思いました。
ふり返りポイント
その1 十一連休で怠けすぎた
世の中の九連休どころではなく,年末年始十一連休を取ってしまっている私。
私の場合,「休む=仕事のことは何も考えない」なので,11日間,仕事について何も考えていなかったことになります……汗。
これが敗因か……。
ちなみに,一関関係者の方々が読むことを考えて,書き残しておきますが,だからといっていい加減な仕事をしているつもりはありません。
今回のプレゼンや資料は休む前に,しっかり計画して作成しました。
要は,実戦から遠ざかっていたというところが強いです。
その2 会場との距離感
これは,まぁ,言い訳です。
私の講座は,「参加者の活動」があって,成り立っています。
もう少し,詳しく言えば,
参加者に活動を促し,参加者が積極的に参加していることを目で耳で感じて,それをプラスに私自身のやる気が発揮されます。
会場が広すぎて,参加者が会場に広く広がっていて,かつ,参加者は会場目の前にはいなかったため(少し,遠く座っていた)わたしが,参加者の「息」を感じることができなくて,恐る恐る進めてしまったところがありました。
まぁ,100%言い訳です。
その3 生の感想はうれしい
とはいいましても,終わってから私の部屋に入って感想を語ってくださった関係者の皆様,そして,会場から駅まで自動車で送ってくださったY指導主事からの感想はわたしを勇気づけてくれる言葉でした。
目的と手段を意識し,それらの逆転に気をつける
自分の声で自分の考えをもとに「話し合う」
傾聴とはどういうことか
Y指導主事の経験やエピソードをもとにいろいろと語ってくださいました。
私は,こういうその方のエピソードや経験を聞くことが好きなんだな,たぶん。
Y指導主事のおかげで,自分の中で「すべった感」を少し薄めることができました。
ありがとうございました。
その4 一関市の取り組みは素晴らしい
私の講座の前に市で取り組んでいることの実践発表(成果発表)がありました。
まず,チームで取り組んでいることが素晴らしいです。これが,そのチームだけでなく,市全体に共感と共に広がっていったら素敵ですね。応援したいなと思いました。
「個人の力」を発揮しつつ,それを「チームで生かす」ことができるかどうかがポイントだと思うのです。
そのためには,個々人が特長を持つこと,そのうえで,協力協働できることが大切かな。
今後,私と関わる自治体へのアドバイスのヒントをもらったような気分でいます。
さて,目覚めました。
2025年,私も動き始めます!
追記(2025年1月9日)
上のような,若干情けない文章を書いて公開したら,この講座の参加者何人かから個人メッセージをいただきました。だいたいを強引に要約すると
「スベっていませんでしたよ。学ぶところがたくさんありました。ありがとうございます。」
という言葉でした。
もちろん,わざわざ個人メッセージをくださった方のお考えです。大勢の方がそのように思っていただけたのかもしれませんし,メッセージをくださった方だけがそのように感じたのかもしれません。ただし,言えることは,確実に(少なくともメッセージをくださった方には)学びになる時間だったということです。
それだけでも,「ホッとした」「よかった」という気持ちでいます。
ありがたや,ありがたや。
2025年の活力を得ました。
メッセージを下さった方々,ありがとうございました。
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