著者:伊兼 源太郎
ナレーター:川上 晃二
配信日:2022/01/28
うーん,連続物3冊がすでにAudibleに登録されている……ということで,前回の内容がとても良かったので,続けて読んで(聴いて)しまった……汗。
Audibleを聴くことで,24時間の何が減っているかと言うと,YouTubeとTVerを見る時間が減っているだけなので,別に「よし」としよう。
Amazonあらすじ
次々“犯人”が殺される。
容疑者は全員警察官――
大型特殊詐欺犯罪の捜査資料が流出し、
資料に記された逃走中の詐欺犯たちが次々と変死する事件が起きた。
警察内部からの情報漏洩を疑う人事一課監察係の佐良は同僚の皆口菜子とともに、
マルタイ(監察対象者)の刑事を行確するが、突如何者かに銃撃を受ける。
捜査妨害か、脅迫か。
ブラックリストが示す組織の深い闇――戦慄の真相はラスト1行に!
感想
「目には目を歯には歯を」
悪いことをした奴を,法律はきちんと裁いてくれない(ことがある)。
だから,自分がやるしかない。
古くからある話だ。
たしかに,法律の一つ一つは私基準で考えて甘いと思うものがあるだろう。
しかし,だからといって,他の人間がその代わりになってしまうのは問題がある。
その場合,その人間が「法律の代わり」になるからであり,その人間が「神」となってしまうからである。
だから,一定の決まりを通って作られた「法律」に従うしかない。
その代わり,その「法律」を決定する機関,執行する機関に関して自分が参加できる範囲でしっかりと行うように努力する……ということかな。
でもね,これって綺麗事って言うことはわかっている。
実際に自分がその当事者になったらそんな突き放した言い方はできないだろう。
自分の家族が,身近な人が,そして自分が何かあったら,そういう一定基準の工程に素直に従うかどうかはわからない。
わたしのできる範囲の中で,世界が日本がよりよい社会がいとなめるように貢献しようと努力するだけだ。
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