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上越のあちこちを巡りながら社会科教育とキャリア教育を語り合うアクティブな研修を遠方から訪ねてきてくださった方と2人で



初めてお目にかかる方とじっくり8時間!

本日(2024年8月23日)は,わざわざ私に研究の相談やアドバイスをいただきたいと名古屋から訪問してきてくださった方といろいろと語り合う1日でした。


「社会科教育」「キャリア教育」をキーワードに授業実践と研究を探してみたところ私の名前が出てきたということで,わざわざ名古屋から訪ねてきてくださいました。

「目標と学習と評価の一体化」「『学び合い』」なども重ね合わせて,2人だけで語り合うからこその深く密な対話ができたのではないかと思います。


長時間,2人きりでお話することで,途中にあっちの話になったり,こっちの話になったりしながらも,その時々の話が頭の隅に残っていて,話が戻ってきたり,交差したりするおもしろい経験をしました。加えて,私自身が自分の学びのベースとして大切にしている考え方だったり,(久々に)社会科教育の思いだったりが自分の語りのベースに立脚していることを自分自身で気づいたりと「対話」は,やはり相手にも自分にもとてもとてもいいものがあります。

これって,たぶん,名古屋から来てくださった方がとても「対話」上手だったからなのでしょう。特に意識することなく,互いにフラットに(対等に)お話することができました。つまり,私を変に持ち上げたり,奉ったりすることなく,今の自分の考えや悩みや行おうとしていること,ぶつかっていることを自然にまるで昔からの友人のように(もちろん,初対面なので言葉遣いは丁寧ですが)投げかけてくれました。わたしもそれに応じて話したり,問いかけたりするという感じでしたね。

年齢差は20歳以上あり,私の長女次女(双子なんです)と同い年。

なんか,とても気持ちよかったです。


そんな,あっち行ったりこっち行ったりする中で,出てきた言葉が「当事者意識」と「メタ認知」。内からの視点と外からの視点。

ここに書いても何のことを話していて,どういうプロセスで,どうしてこのような言葉が出てきたのかわからないでしょうね(笑)。

この「当事者意識」と「メタ認知」は,今回いらした方が学校視察に行った際の感想や意見を述べる中で大切だよね〜と出てきていた話。出会ったばかりの頃にこの話をしていました。

そして,彼との時間がそろそろ終わるかなぁというときに,彼が9月以後に実践していこうとしている授業に関して本格的にやり取りしているときに,もう一つ,なにか突破口はないかと互いに話していた最中に,わたしの頭からパパパパと出てきて,ひらめいたキーワードが「当事者意識」と「メタ認知」であり,内からの視点と外からの視点でした。


これには,2人して,「おおっ!つながったぁ!」とハイタッチしたい気分(実際はしませんでしたが)。

でも,面白かったです。

(実際は,わたしがめちゃくちゃおもしろいなぁと思ったわけですが,彼は,ここから実際に授業づくりを再構成するわけで,うまくこの考えがすんなりと取り入れられるのか,消化できたのかは実際のところ,わたしには不明です。もしかしたら彼も不明かもしれませんね)


社会科との縁

ここ数年,社会科教育から学習デザインや学びの考え方進め方へ,そして学級経営へと自分のスタンスが変わってきているのですが,今年度は原点回帰ではありませんが,社会科教育に関する声かけがいくつかあり,10月11月と社会科教育に関連する行事にちょこちょこと顔出しします。関係各位にお世話になります。

(近くなって,広報できるような場合は広報いたします)

これって,今回の名古屋からの訪問の方は関係しませんが,今年の3月2日に糸井登先生にお声をかけていただいての下の会やそれに関わる新学社の社会科資料集に関わらせていただいたことが縁で広がっているのかもしれません。

気持ちよく仕事ができる方々との縁を大切にすることの大切さをこうして実感しております。ありがとうございます。



歩き回って考えることはいいよね!

今回,研究室だけでなく,上越の各所を巡りながら実践と研究の話を続けました。

高田公園で,林泉寺で,麺屋あごすけで,妙高高原ビジターセンターで。

名前を失念しましたが「移動距離とアイデア創出は比例する」のようなことを言っていた方がいます。今回,移動距離というところと合致はしませんが,場所を変えていろいろとはなしたことで,研究室だけで話をするだけでは思いもつかない話ができたように思います。


高田公園の蓮の花はきれいでした。見頃シーズンの終わりだと思いますが,初めて見ました。圧巻ですね。来年は,もっと早めにそして早朝,見に来たいと思います。


あごすけでは,待ち時間にずっと実践研究の話をし続けました。1時間以上待っていたと思いますが,あっという間に食べる時間となりました。こういう待ち時間の使い方は最高です。そして,やはり「あごすけ」のラーメンはめちゃくちゃおいしい。本当に日本一だと思います。


妙高高原ビジターセンターでは,目の前が自然のキャンバスです。空気も澄んでいるので,頭が一気に浄化されました。ここで,内からの視点,外からの視点のアイデアを結びつける話ができました。



今回をきっかけに,少しでも実践と研究が進みますように。

そして,私自身,とても大きな気付きと学びがありました。

ありがとうございます。




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