そろそろ皆様のお手元に届き,読み始めていただいている感じでしょうか。
【参照】
求める共同実践者はこんな人!
この書籍の発展として,次なる展開を考えています。ただし,それを進めるための仲間が足りておりません。
一緒に私と次へ進んでくださる方はいらっしゃいませんか。2025年1月31日まで募集します(来年度初めから実践にかけてもらってデータを共有し,分析していきたいためです)。
以下のような方を求めています。
本書を読んで,その「あり方」や「考え方」(特に「学びのモデル」)に共感してくださった方
本書の提案をもとに,実際に学級経営を進めてみたいと思った方
本書の提案をヒントに,授業経営(授業づくり)を進めてみたいと思った方
「1」は必須ですけど,「1」と「2」の組み合わせでも,「1」と「3」の組み合わせでも,その両方に興味関心があるでも構いません。
「1」は,きちんと書いておきますと,この本をベースとして,出発点として,そして共通理解として進めていくことを基本としたいからです。もう少し細かく書くと,このプロジェクト(といっていいのだろうか?)を進めていく中で何か悩んだり,意見が食い違ったりするなどした場合,この本に戻るということですね。これは,この本を絶対視するということではなくて,何か齟齬があった場合,この本ではどう書いていたかを確認してそれで納得すればそれで良いし,本の内容にメンバー全員が違和感を感じれば,それを話し合って本の内容をアップデートしていくことも意味します。
「2」は,この本は,読んだ方はおわかりの通り,数多くの理論を背景にわたしなりに,筋の通るような流れでまとめていったものです。理論をもとにしているので,現場という目線で見るとどちらかというと若干,仮説的な書き方をしています。ですので,この本の考え方で進めての効果検証や実際の様子を集めてみたいのです。実際に自身の教室でやってみて,私とやりとりをしてもらうと共に,データを集めてもらって私が分析したり,観察したりするということをしてみたいです。ですから,このようなことに興味がある方を募集します。
「3」は,この本の考え(特に「学びのモデルサイクル」「学びのモデル」)は,今後求められている授業経営(授業づくり)に生かすことができると考えています。こちらに関してはまだ文章化していませんが,将来的に形にする予定でいます。ただし,現時点で文章化するための実例が不足しています。ですから,私が将来形にするとき,自信を持って世に広めることができるような根拠としての実践例を共に生み出してほしいと考えています。
「2」は深める,「3」は広げる,という感じでしょうか。
たくさんの方を募集はしていません。
丁寧にお付き合いしたいと思っているので,上の文章を読んで,「真剣に取り組んでみたい」と思っている方が連絡してきてくださると嬉しく思います。
学級経営や授業が上手下手(と思っている,言われている)は関係ありません。
若いかベテランかも関係ありません。
それはそれで,その現状,状況で,私の考えがどのように機能するのか(しないのか)を検証すればよいからです。
ただし,実践をするためのフィールドがある方であることを求めます。私自身にフィールドがないからこその募集なのです。よろしくお願いします。
共同実践者のメリット私のメリット
これを進めることでの双方のメリットを考えておきましょう。
私のメリットは簡単です。
私の研究が進みます。はかどります。(笑)
共同実践者の方のお陰で,データを取得できるわけですからね。
共同実践者のメリットはいくつかあります。
理屈理論を背景にした学級経営,授業経営ができます(ただし,その結果うまくいくかどうかはわかりません)。
私とやりとりしながら実践を進めることができます。つまり私という伴走者がいることになります(ただし,私とのやりとりがメリットなのかどうかは不明です)。
実践を研究にまとめていく過程を当事者として体験できます(私のようなしょぼい実践研究者との共同作業になりますけど)。
2年前の失敗を生かしたい
実は,2年前に似たような募集をして,約半年動かしてやめました。具体的には失敗したわけです。
全て私が原因です。
毎回の集まりをそれなりに楽しみにしてくれていた方もいたようですが,申し訳ございませんでした。
2年前の失敗は繰り返さないようにしたいと考えています。
2年前は大雑把に言えば,2つの点で難点がありました。
1つは,オンラインゼミのようになってしまったことです。2年前ですから,今回のような明確なイメージは持っておりませんでしたが,それでも私のやってみたいことを現場の方々と共有するということを秘めた思いとして持っていたのですが,逆(とまでは言えないですが)のようなことをしてしまいました。その都度,集まってきたみなさんの興味関心をお聞きしたり,現場の今をお聞きしたりして,「そうなんだぁ,大変ですねぇ」「へえっ,おもしろいねぇ」みたいな感じで終始過ごしてしまったのです。そのような目的で集まるのでしたら,情報交換とかストレスの発散などで意味があるでしょうが,私はそれを求めていませんでした。
2つは,メンバーはいるものの自由参加のような形になってしまっていたことです。ほぼ毎回参加してくださるメンバーもいましたが,半数近くは,その都度,参加したりしなかったりでした。これでは,継続して次への話に進めていくことができません。
これらは,全て私の優柔不断さからきています。
2年前の募集のとき,たぶん申し込んできてくれたとしても,2,3人だろうなと思っていたのです。しかし,意外にもそれなりの人数が集まり,断ることもできずに,コンセプトもしっかりしたものをつくらずに進めてしまったがゆえに,「教育雑談の時間」のような空間をつくってしまいました。本当に反省しています。
最後まで読み続けて,共同実践者として応募してみたいと思った方へ
ここまで読み進めてくださった方,ありがとうございます。
よし,申し込んでみようと思った方は,以下の「あべたか研究室」HPの「依頼,並びにお問い合わせフォーム」に件名を「共同実践者応募します」として送ってください。
「メッセージをご入力ください」のところに今回応募してみようと思った「熱き思い」を書いてくださるようお願いします。募集締切は先にも書いていますが,2025年1月31日までです。
たぶん心配はしていませんが,あふれるほどの応募はないだろうと思います。逆にこんな書き方をして,応募してくださる方が1人でもいるのだろうかと心配しています。
しかし,今回は2年前の失敗を生かすためにも,申込者が多かろうと少なかろうと,実際に会を動かす前に,事前に応募してくださった方とオンライン(Zoom)で,同じ向かおうとしている先を見ているかどうかを確認してから進めていきたいと思っています。
私とともに新しいことにチャレンジしてみたいと考えている方(私もチャレンジです),応募をお待ちしております。よろしくお願いします。
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