学びが止まらない〜〜Team「Class-Being」の仲間たち
- あべたか
- 2023年7月14日
- 読了時間: 3分

今年,2月28日締切で一緒に学び合う仲間を求めた後,4月から月1回の集まりで,ひっそりとTeam「Class-Being」を始めています。
この活動はメンバーが集った後からは,内々で進めているので,外部に発信する必要はまったくないのですけど,昨日,7月の集まり(オンライン「Zoom」でね)があってとても印象的でなんだかうれしくなってしまったので,こんな人達がいる,集まりがあるということを,興味ある方には知ってもらいたくてブログに書き残しておきます。
基本,どの方向へ進んでいくのか,わたし(たち)自身未知のところがありますが,Team「Class-Being」から予想できるように,「ウェルビーイング」と「ファシリテーション」をその学びの中心において進めていこうと今のところ考えています。
で,昨日は,わたしが関わった最近著である「学級経営がうまくいくファシリテーション」を参加者全員が読んできて,それをもとに「この書籍に関してのファシリテーションの深い理解」「この本に書いているファシリテーションのその先」「この本の手前に立ち止まってのそもそもファシリテーションって」などを,自分の勤務先や周辺地域の様子などをもとに語り合いました。
平日の夜です。
しかも,学期末に近いです。
わたし自身は,平日夜は基本用事がないのでいつまででも付き合えますが,現場の皆さんは体力的にも精神的にもいろいろと疲れているはず……。
だから,(この回に限ったことではないですが)時間は1時間程度……とわたしの中では考えていました。
でも……。
終わらない……笑。
話が延々と続く続く……。
20時から始まって……の2時間越え〜〜〜〜
みたいになりました。
もともと,教育研究のはじっこにいるわたしのちょっとした呼びかけを発見して,「自ら参加したいです!」「実践したいです!」「研究したいです!」と言ってきてくださった方々です。そこからして,モチベーションありありなわけですよね(笑)。
現在,世の中に目を向けると多方面から多様な学校教育の現状報告がされています。
各々の立場,目線,環境から,肯定的な発言,否定的な発言,批判的な発言等々繰り広げられています。(否定的,批判的のほうをよく目にしますけどね)
昨日の話でも,現場のいろんな,いわば悲惨な状況の報告,エピソード,訴えのようなものが出てきます。わたしなんかは,たいへんだなぁしか思えなかったり,わたしの立場でなにかできることはあるだろうかと考えたりしてもみます。
でもね……。
ここにいらっしゃるみなさんは,そこを乗り越えて,新しいことにチャレンジしていこう,取り組んでいこう,吸収していこうとする姿勢が強いです。
そもそも,だいそれたこと考えなくていいと思うんです。
自分がやれる範囲で,自由にできるところで,いかにして自分の中の創意工夫を楽しんでいけるか,そこに関われる子供たちや同僚や好意的な人たちと一緒に取り組んでいけるか……。それでいいんじゃないかなぁ……。
昔から言われ続けている,「Think Globally,act locallly」ですかね。これ,環境関連で使われることが多いですけど,全てにおいての基本形として考えられるんじゃないですかね。
今,この集まりはそれぞれの志向性とか,嗜好性とか,キャラクターとかを互いに知り合っていく過程ですけど,そこから互いの実践を見合ったり,研究を相談し合ったり,など具体的に進めていきたいと考えています。
そして,一方で,この集まりで何かアウトプット(提案)できるようなものを創り出してみたいというのがわたしのいくつかある希望の一つですね。
まぁ,どうなるかわかりませんけど……笑。
ぼんやり考えて,ぼんやり進んで,自分を追い詰めないように私生活中心に楽しんで……。
そんな形で,わたしなりに一つ一つ形をつくってきました。
今回もそんな感じで。
急に突然,新しいものは生まれません。だからこそ,ぼんやりでいいから,少しずつでいいから,こうして種をまいて,互いに育てあっていくんです。
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