2024年11月9日(土)。
「行きたいね」と言いながら,ずっと行くことができなかった「猫島(石巻市田代島)」に初めて行ってきました。
私は晴れ男なので,「いい天気だった」というのが何倍もの相乗効果を出していることと思いますが,一言でこの旅を総括すると,
また行きたい♡ 何度でも行きたい♡
になります。
「猫島」というと,猫がたくさんいて……ただそれだけ……。
と思われるでしょうが,なんというのでしょうか。
基本,ここにいる猫は,人間を信頼しているように見えます。私達が近づいても恐れる様子を見せません。それだけでなく,しゃがんで指を出すと,小走りに近寄ってくる猫がとても多いです(ちなみに,島では観光客が餌をあげることは禁止されているのでわたしもあげませんでした。指を差し出すくらいでした)。
これがとってもいい♡とってもかわいい♡
そっけない猫,さっと行動を起こすと驚いて逃げていってしまう猫,近づかない猫というのが私の猫感覚なのですが(我が家の猫が,臆病でずっとずっと人に慣れないのでよけいにそう思うのですが),そうじゃない猫たちが,道を歩いているとトボトボと現れるのです。
午前10時過ぎに到着して,13時近くに島を離れるということで,約3時間程度滞在したのですが,あーーーーーーーーっという間の時間でした。
島を離れる船の中に入った時に,
「ああっ,また行きたい」
と思ってしまいました。
80歳を超える母と一緒に行ったので,ゆったりゆっくり島を巡りました。
目的地は,島の2つある港のほぼ中間に位置する「猫神社」と「島のえき」です。
しかし,母のスピードとその都度どこからか現れる猫を1匹1匹,かまっていたら,帰る時間までに「猫神社」「島のえき」に行って帰ってくることは難しいことがわかりました。
そこで,すぐにUターンして,「クロネコ堂」というカフェでゆっくりして,出向時刻に合わせて港に戻ることを選択しました。
地図を見ると,ほとんど歩き回っていない私達がわかります(笑)。
猫に出合い,猫と遊ぶことが目的でしたから,これでもいいんです(笑)。
このカフェにも猫たちがいます。
母と記念写真を撮ろうとしたら,隣のクロネコが母の隙を見て,クリームソーダのクリームをかっさらっていきました(笑)。衝撃的な瞬間を激写!4人(母,妻,息子,私)で大いに笑いました。
また来ると思います。
いえ,必ず行きます。
その時までに,「猫神社」と「島のえき」は取っておくこととします。
今回は,お昼ごはんをどうしようかなぁと思って,港に着いたとき,すぐに昼食を食べることにしました。わたしたちが下りた港「仁斗田港」には目の前に「田代食堂」という食堂があります。ここは,不定期で店を開けているのですが,この日は嬉しいことに開けてくれていました。最初のお客として,来店。新鮮な海鮮丼をいただき,お腹が満足状態で見学できたのがよかったかなと思います。
「自分たちの次回に向けて」と「初めて田代島を訪れる皆様へ」
田代島へ向かうには,石巻の「中央」と「門脇」の2箇所のフェリー乗り場から乗ることができます。
【参照】網地島ラインホームページ
(2024年11月9日現在)「中央」は9:00,「門脇」は9:13です。「中央」を出発して「門脇」によります。
「中央」で乗るか,「門脇」で乗るか,悩みますね。
「中央」には無料駐車場がありません。ただし,周りに有料駐車場があります。自動車で来た方はそこに停めて乗ることができます。
「門脇」は100台を超えて駐車できる無料駐車場があります。
ここからすると,「門脇」から乗るほうが良いように感じますが,シーズンによってはとても混むので,「門脇」から乗ると,日によってはずっと立って行くことになります。
乗船時間は,ほぼ60分です。
私達は,有料駐車場に自動車を停めて「中央」から乗りました。
ゆったり,座ることができたので結果,私達には正解でした。
次に,下りる港です。
田代島には,2つの港があります。
「大泊」と「仁斗田」です。
島を紹介しているHPをいくつか参照すると,港周辺にたくさん猫が出現するのは「仁斗田」だそうです。私達はその情報をもとに「仁斗田」で下りて,「仁斗田」で乗って帰ってくる方法を選びました。
結果,あまり歩き回らないで終わるには,これでよかったと思います。事前情報通り,たくさんの猫に出会えました。
しかし,次に行くときは,「大泊」で下りて,「仁斗田」から乗って帰るという方法をとりたいなと思っています。理由は2つあります。
1つは,島を大きく歩くためです。先に書きましたが「大泊」と「仁斗田」の間に「猫神社」と「島のえき」があります。つまり,大泊→猫神社→島のえき→仁斗田,といういい感じの流れができるような気がします。
昼食は「島のえき」で食べるというのでどうでしょうか。
2つは,船は先に「大泊」に着いて,その後に「仁斗田」に着きます。その差,10分ほどです。ですから,たいしたことないのですが,帰りがポイントです。帰りは「仁斗田」「大泊」の順で船が寄ります。つまり,「仁斗田」から乗ることで船に座りやすくなります。
おうちの猫「ナナちゃん♡」
猫島を楽しんで帰ったら,「何,そんなに楽しそうな顔してんだよ!」という感じで,我が家の猫「ナナちゃん」が自分の居場所に座っていました。
まあまあまあまあ……苦笑。
君もかわいいよ。
もう,おばあちゃんなんだから,ほんと長生きしてほしい。
時々,猫島に行くけど,許してね(笑)。
楽しい旅でしたが,これもそれも,家族が一緒だからです。
そして,天気が良かったからです。
この2つが揃った,この日この時に感謝いたします。
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