
日本学級経営学会第7回研究大会に関して4回目の記録です(これが最後ね)。
【参照】
「今回は,懇親会で初めてお目にかかる方に積極的に話しかけよう!」
そう思っていました。
空気を吸うように,コミュニケーションできる方にとって,このような決め事はばかげたことかもしれません。しかし,初対面の方に話しかけることに特段の勇気を必要とする私にとって,最初に自分の中に決め事をつくっておくことは効果があります。
結果,普段の飲み会ではお話できなかったであろう方々とお話することができました。
よかった。
もう一つ,ゼミのアドバイザーとしては,懇親会にも勇気を振り絞って参加しているゼミ生が多数いたので,そのゼミ生たちにも自分のネットワークを広げる意味を込めてこの場にさんかしたからこそのネットワークを作っていってほしいと思いました。
ゼミ生の動き
だからといって,私は何をするでもなく,遠巻きにゼミ生たちの動きを応援するだけにしていました。加えて,一人になったころを見計らって,各ゼミ生に自身の研究発表の感想やこの大会に参加してみてどうだったかを尋ねるようなことをしていました。
心地よいコミュニケーションは人それぞれだし,モチベーションも差があるわけですから,結局は当人の選択です。選べる環境設定をしてあげることくらいが私のできることでしょうか。
結果,当たり前にいろいろでした。
一部の学生はPBISに興味関心をもっていて,松山康成先生を取り囲んで臨時に松山ゼミ(笑)を開催してもらったり(学生たちは,松山先生をただの酔っ払いおじさんと思っているようですけど),ペップトークの実践者,研究者を取り囲んで話を伺ったりと楽しんでいるのは「おおっ,やるじゃん!」と思って見ていました。また,研究発表時点から知り合いになった方と一人でずっと深く話し込む学生がいました。私と関わっても何の反応もしなかったのに,その方と関わって,Facebookを始めてみようと思ったらしいです(笑)。うん,それでいいです。
どんどん,リアルな外部とつながったほうがいいです。自分の内的な空間外に出ていったらいいです。
私の動き
いろいろな方に話しかけようと思っていましたが,私が話しかけるよりも話しかけてもらう割合の方が高く,でも,結果的に当初の目的であった「初めてお目にかかる方に積極的に話しかけよう!」は達成できました。
上の写真は,交換し合った名刺の数々です。もちろん,名刺の数以上に多くの方とお話をしました。
どの方とのお話も印象深いですが,懇親会会場に,私がいつかお目にかかってお話してみたい方がおられたのでびっくりして挨拶に行きました。私はその方の考えに影響を受けている部分があって,最近の自分が書いた本の中に何度か引用しています。
少しの時間,その方を独占して話に聞き入りました。
Facebookでもつながらせてもらいました。
リアルな友達になってからのFacebookの友達……。うん,健康的です(笑)。
このように初めてお目にかかる方とご挨拶するだけでなく,この学会に参加したからこそご挨拶できる方が何人かいます。
「昨年は,こうでしたけど,今年はこんな感じです」
みたいな感じです。
話をしていると,昨年,上越教育大学の学食で話していた内容がふっと思い出されます。
こういう関係も,いいですね。すてきです。
「阿部先生,あのとき話していた……」
多分,来年のこの時期,また,そういう話ができるのかなと思います。
最後に
名刺は,いつものように,全てScanSnap経由で,Cosense(旧Scrapbox)に取り込み,#名刺 #2025/03/01,そして名前を含む基本情報で検索できるようにしました。
こうして,同じ興味関心のもと,仲間が増えること,とてもうれしくてたまりません。
これから,私と知り合う方々,よろしくお願いします。
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