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福島大学「学級経営の充実のための講座パート 2 〜道徳・特別活動を中心として〜」が終わりました!



2024年8月2日(金),福島大学で2年連続「学級経営の充実のための講座パート 2」を開催してもらいました。


50名近くの参加者。ありがとうございます。

会場に到着すると,いろいろな方と久しぶりのご挨拶。

随分前からSNSで教育情報をやり取りしている先生,上越教育大学教職大学院ゆかりの先生,福島県石川町で教育アドバイザーをしていた頃につながった先生,わたしの小学校教員としての最終勤務地,福島県本宮市ゆかりの先生,『学び合い』関連の先生,ななななんとご近所の先生まで……\(^o^)/

こうして,ごあいさつさせていただくだけで,なんだか幸せを感じます。


と同時に,自分の講座が始まるとき,大丈夫かなぁ,この方々,そして,初めてお目にかかる方々に有益な情報,考え方,技術を提供できるかなぁ……と心配になりました。


昨年度と同じテーマをいただいたので,同じ内容を展開したほうが良いのかな?と思いつつ,何人か,昨年度に引き続いて参加される方がいらっしゃるというので,ちょっとだけ内容を変更しました。

学級経営の基礎基本というところから,現在からこれからに必要とされるであろう「ファシリテーションの考えを取り入れた学級経営」(これが,今のわたしのど真ん中ですね)のお話を演習等を取り入れながら進めました。


今後は,ここに「ウェルビーイングに向かう教室」というのを入れ込んでいくのがわたしの中の今!になりそうです。これは,秋から冬にかけて自分の中で提案性を高めていくつもりです。


昨年度同様,実践に関しては,道徳と学級経営ということで,菅野健彦先生,特別活動と学級経営ということで浦山かおる先生のお話がありました。

昨年度の発表に,またまた工夫を加えてパワーアップされていました。


菅野先生は,子どもたちの見えにくい気持ちや感情を「見える化」する技(ツール)が抜群でした。で,逆説的ですが,「見える化」しつつもあまりクリアにしないようになっていること(抽象的な情報のままになっていること)が秀逸だと思いました。

この抽象的なところがあるからこそ,「それってどういうこと?」「そこの感情や気持ちを詳しく教えて!」と具体体な対話活動に発展しそうな気がします。


浦山先生の特別活動の実際は,昨年同様,いろいろとぶっ飛んでいて,ぜひともいろんな先生に聞いてもらいたいなぁという内容でした。その中でも印象的だったのは,浦山先生のお話は,子どもたち一人ひとりにフォーカスしたエピソードと分析になっているということです。わたしは,昭和の頃の「個を犠牲にした集団」から「個を支える集団」への」転換が必要だと思っています。そのためには,集団をフォローしながらも,今まで以上に,個を見取って必要があります。

それをしっかりされている浦山先生は,素晴らしいと昨年に続き思いました。


とにかく,参加者の皆様の「学びの熱量」が素晴らしくて,私自身,エンパワメントされました。参加していただいたみなさま,そして,企画してくださった福島大学のスタッフの皆様,ありがとうございました。





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